喜久水酒造と居酒屋〆清 長野県飯田市

グルメ

南アルプスを望む城下町・長野県飯田市。

かつて下伊那の南信地域には37軒の酒造家がありましたが、太平洋戦争戦時下の昭和19年(1944年)にそれらの酒蔵が企業合同し誕生した『喜久水』が有名な『喜久水酒造』へ行ってきました♪

企業合同した蔵元の中でも、合同したまま残る全国的にも稀な酒蔵で、南信州飯田下伊那地域における唯一の酒蔵でもあります(^-^)

故にとても広大な敷地を有する酒蔵で、日本手はもちろんのこと、そばをはじめ、麦や芋などの焼酎からリンゴの名産地らしくシードルも造られている酒蔵です(^o^)仕込み水は江戸時代後期に茶に適した水を求めて諸国を遍歴した曹洞宗の僧で茶人の『不蔵庵竜渓(ふぞうあんりゅうけい)』が探しあてたといわれ『全国名水百選』にも選ばれている『猿庫の泉(さるくらのいずみ)』水系の仕込み水を使っています(^-^)v

また昭和14年長野県立農事試験場にて『北陸12号』を母に『東北25号(農林17号)』を父として交配し誕生した酒造好適米『高嶺錦(たけねにしき)』を復活栽培した酒蔵としても有名です(*´-`)

『高嶺錦』はかつて新潟では吟醸造りに欠かせない酒造好適米として重宝され、鑑評会出品酒などの高級酒に用いられていたものの『美山錦』が誕生したことにより、減少した酒米です(^-^)

一通り酒蔵を散策したあとは、旧酒蔵で、酒造り道具や写真紹介パネルのディスプレイや、新ブランド『北緯35度のテロワール』の世界観などを表現した『翠嶂館(すいしょうかん)』へ(^-^)/

様々なものが飾られていますが、個人的には特に酒造りに使われるサーマルタンクを切ってトイレまで続いているディスプレイが面白いと思いました(’-’*)♪

こちらでは試飲も可能で、こちらの酒蔵渾身の北緯35度で育てられた『高嶺錦』と仕込み水を使った『北緯35度のテロワール・純米吟醸・生原酒』はじめ『猿庫の泉・純米吟醸』、『純米・風越』、『黒純米』などのお酒を試飲し、楽しいひと時を過ごしました(*^-^*)

因みに夜はJR飯田駅前にある三代続く老舗の居酒屋『〆清(しめきよ)』へ(^-^)/

昔ながらの居酒屋でコの字型のカウンター席のみ、お酒は基本は大瓶の瓶ビールにお酒は普通酒の『喜久水・銀泉・辛口』、他には『バイスサワー』とあと数種類くらいしか置いてないザ・大衆酒場(’-’*)♪

飯田の郷土料理馬の腸を煮込んだ『おたぐり』や馬刺しや馬肉ソーセージと絶品のおでん(飯田ではおでんはネギだれを乗せて食べます)がまたコップにすりきりいっぱい注いでくれる『喜久水・銀泉・辛口』と最高に合ってお酒が進む進む(*´∀`)♪

正直ここのところずっと単品であろうが食中酒であろうが良いお酒しか飲んでなかった訳ですよ。

ところがこういった郷土料理と昔ながらの普通酒を合わせてこんなにも相性が良くて酒も食も進むっていうことを何か久しぶりに痛感しまして、改めてこういう楽しみも大事だなと思いました(*´-`)

店主や常連さんと楽しく盛り上がって素晴らしい時間を過ごせました(*^▽^*)

★喜久水酒造
〒395-0807 長野県飯田市鼎切石4293
0265-22-2300

★〆清

〒395-0052 長野県飯田市元町5424−18

0265-22-2276

『喜久水酒造』の入口(^-^)

芝桜が美しく咲いていました(*^-^*)

酒蔵の敷地はとても広大です(^o^)

仕込み水も飲むことができます(^-^)v

試飲や買い物ができる旧酒蔵『翠嶂館(すいしょうかん)』(*´-`)

『翠嶂館』に入ると新ブランド『北緯35度のテロワール』の世界観などを表現したディスプレイがお出迎え(*´∇`*)

酒造り道具や写真紹介パネルのディスプレイが飾られています(*^-^*)

トイレは酒造りに使われるサーマルタンクを切ったディスプレイの奥にあってそれが面白いと思いました(’-’*)♪

細かく日本酒や酒造りのことについて紹介されています(^o^)v

トイレのディスプレイも素敵です(^-^)

昔の『喜久水』のポスター(*´-`)

酒造りの様子を紹介した蔵人人形(^o^)v

精米された酒造好適米もディスプレイされています(^-^)

JR飯田駅前にある居酒屋『〆清』

昔ながらのザ・大衆酒場なので、ぶっちゃけ人を選ぶ居酒屋かと思いますが、僕は最高でした(*^-^*)

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