新緑の京都八瀬 瑠璃光院の青もみじと叡山電鉄ひえい

旅行
新緑の京都の旅♪
八瀬にある書院2階の机に庭のもみじが美しく映り込む光景が有名な『瑠璃光院』の夏の特別拝観に行ってきました(*^-^*)
こちらの寺院がとても面白いのは、比較的最近までは寺院ではなく、明治から大正期に30を超える事業の設立にかかわった実業家で、政治家としても関西政財界のトップとして君臨し続けた『田中源太郎』が別荘を構えたことに始まりました(^-^)
『田中源太郎』の代表的な事業設立の活躍は、現在の叡山電鉄の前身「京都電燈株式会社」、現在の京都銀行の前身「亀岡銀行」、のちに京都証券取引所となる「京都株式取引所」などがあるのですが、
『田中源太郎』が没した後は京都電燈重役の個人別荘となり、
それからさらに京都電燈の解散により引き継がれた京福電気鉄道の所有となり、高級料理旅館「喜鶴亭」へと名を変え、
「喜鶴亭」が廃業したときに貴重な文化財や風景が失われることを惜しんだ岐阜市に本坊を置く『光明寺』が買い取って本堂を設置し、『光明寺』より寺宝を移して2005年に寺院に改められたというもの(・▽・)
その名残りである「喜鶴亭」の名は茶室に受け継がれています(^▽^)
現存の建物と庭園は、大正末期から昭和にかけて造営されたもので、建物は日本を代表する数寄屋造りの名工『中村外二』が手掛け、
庭園は『仁和寺』の御用達をはじめ、数多くの作庭を手掛け、「桜守」としても名高い『佐野藤右衛門一統』によるものとされていて、もみじばかりが話題に上がりますが、他にも沢山の見所がある寺院です(´∀`*)
瑠璃光院』の庭園は、瑠璃色に輝く浄土の世界をあらわした寺院の名にも繋がる主庭「瑠璃の庭」、天にかけのぼる龍を水と石で表した池泉庭園「臥竜(がりょう)の庭」、山門を入ってすぐの「山露路の庭」の三種類があり、それぞれ趣向が違って風情を楽しめますし、
一帯に敷き詰められた苔もとても見事(*´ω`*)
瑠璃光院』は夏と秋の限られた期間しか拝観できませんが、夏は苔と青もみじと相まって新緑の美しい風景を楽しめて優美なひと時を過ごせました(*^▽^*)
『叡山電鉄』に乗って八瀬を後にしようと駅に行ったら何と!観光列車『ひえい』に乗れてテンションMAX!(*´▽`*)
数多くの名車を手掛ける『GKデザイングループ』の『GKデザイン総研広島』ということもあり、随所に拘ったデザインと作りが施されていて素晴らしい電車でした(*´∀`)♪
〒601-1255 京都府京都市左京区上高野東山55
瑠璃光院』の山門(・∀・)
叡山鉄道「八瀬比叡山口駅」から高野川の清流に沿って歩き、吊り橋を渡ると5分ほどで『瑠璃光院』に着きます(^-^♪
池を優雅に泳ぐ錦鯉(*^-^*)
二階へ上がって一休み(・∀・)
ここにも美しい景色が広がっています(*’ω’*)
有名な机に庭のもみじが美しく映り込む光景(*^▽^*)
床も綺麗に磨かれています(*’▽’)
引いて見るとこんな感じ(・∀・)
人が少なかったのでゆっくりと楽しむことができました(*^▽^*)
屏風や掛け軸も見事です(*‘ω‘ *)
大好きな『ルイ・イカール美術館』も道中にあります(^-^♪
帰りにはなんと!『叡山電鉄』の観光列車『ひえい』に乗れてテンションMAX!(*´▽`*)
カッケー!(*☆▽☆*)
子供みたいに先頭を陣取っちゃいました( ̄▽ ̄)
素晴らしい新緑の京都の旅になりました(*^▽^*)

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