四海皇福井酒造蔵開き愛知県豊橋市 | ミッチーの王子と呼ばないで

春に彩られた豊橋鉄道・渥美線に揺られて愛知県豊橋市にて明治45年創業した『四海王』が有名な『福井酒造』の蔵開きに行ってきました♪

明治45年（1912年）に初代『福井盛太郎』が渥美半島福江にて、三河の国・大垣新田藩畠村陣屋跡を拝領し、戸田家の家紋入りの井戸でお酒を仕込んだのが始まりの酒蔵で、昭和27年（1952年）に愛知県豊橋市中浜町の陸軍歩兵第18連隊の跡地に酒造場を移転し現在に至ります(^-^)

『福井酒造』までは豊橋鉄道・渥美線の南栄駅を降りてから歩いて約15分ほど(^-^)

蔵開きの時間は9時から14時半まで(^o^)

毎年のことながら、七輪を囲んでおつまみを焼いている人、レジャーシートを広げて酒盛りしている人など、蔵の外まで大勢の人で盛り上がっていて楽しい雰囲気(’-’*)♪

これが出来るのって周辺に住んでる人たちの理解が少なからずあるから成り立つであろうことな気がして感謝しかありませんm(__)m

今年はレイアウトが随分と変わってスペースが広くなり、試飲もしやすくなってとても良い感じでした(^o^)v

知り合いはもちろん、年に一回ここで会うのを楽しみにしている人も多く、能や和太鼓のライブ、昔懐かしのポン菓子の実演、『ヤマサちくわ』の激ウマかき揚や天ぷらなどの練りもの、酒粕を使ったスイーツはじめとした出店の美味しい料理と共に蔵人も含めた色々な人たちと大盛り上がりで楽しい時間を過ごせました(*^-^*)

また、地元で採れた野菜なども売っていて毎年この後予定がなかった時には買って帰っています(^o^)v

試飲では『四海王』の”純米大吟醸”、”樽酒”、”真・純米吟醸しぼりたて生原酒”、”福・純米しぼりたて生原酒”、”吟・しぼりたて吟醸生原酒”、”純米大吟醸”、”純米・夢吟香”、”純米・五百万石原酒”、”樽酒”、”純米原酒”、”純米・夢吟香六十％”、”純米・夢吟香五十五％”、”純米・夢吟香五十％”、”貴醸酒”をいただきました(*´∀`)♪

蔵見学では会長自らが案内してくれ、瓶詰めの工程やこの酒蔵一番の特徴でもある蒸し米工程を液化して簡略合理化した”FOP式酒造システム”による”液化槽”を見せてもらったり、この製法で従来よりも場所を取らずにお酒を作ることが出来ると言った説明、麹を試食したり、全国的にも珍しい中国人の杜氏『王砿生』さんがもろみを見せてくれたり酒造りの説明をしてくれたりと充実した蔵見学でした(*^O^*)

「和醸良酒」をテーマに酒造りをする杜氏の『王砿生』さんとも色々話をさせてもらいましたが、『越後杜氏』で前『福井酒造』の杜氏だった『田中栄治』さんの下で約10年にも及ぶ修行し、米の扱い方、醸造の温度やタイミング、道具の大切さ、掃除、準備、片付けなどあらゆる酒造りのイロハを教わったそう(^-^)

息子の子育てのために一時酒造りを離れたけれど、2015年秋再び酒蔵に復帰したということでした(^-^)

他の方から聞きましたが、修行は10年に及ぶものの３カ月あまりで酒造りを完璧に習得したらしく前杜氏を驚かせたそうです(^o^)

そして会長とも話しましたが、この『福井酒造』は以前は現在よりも遥かに敷地面積が広かったそうです(^-^)

存分に楽しんだ蔵開きを後にしてからは、豊橋駅前にある『勢川』で豊橋名物の下にご飯が敷いてあって、うずらの卵を使った美味しい”豊橋カレーうどん”を食べてこの日も素晴らしい1日でした(*´∀`)♪

余談ですが『豊橋鉄道・渥美線』は”カラフルトレイン”という名称の渥美半島に咲き誇る花々をデザインした車両が走っていて、この電車が何ともまた気分を盛り上げてくれますo(^o^)o

出店一覧

・ヤマサ揚げたて練り物（ヤマサちくわ）

・八雲だんご（丸八製菓）

・佃煮を使ったコロッケ（平松食品）

・干物の七輪焼き（笑い太鼓）

・助六寿司（万太郎すし）