名古屋 有松山車まつり

祭り

名古屋が世界に誇る伝統工芸『有松絞り』の産地、緑区有松にて毎年10月第一日曜日に行われる『有松天満社・秋季大祭』通称『有松山車まつり』へ行ってきました♪

空は晴れ。10月だというのに麻の着物を着ていても少し汗ばむ陽気の中、旧東海道の古い町並み残る有松の町がお祭りムード一色に染まっていてとても賑やか(*´∀`)♪

令和初にして『日本遺産』登録後初となる『有松山車まつり』ですが、有松の祭りの浴衣はさすが産地だけに『有松絞り』の浴衣でこれがまたとても素敵です(*^O^*)

東町の”布袋車”、中町の”唐子車”、西町の”神功皇后車”三つの町の山車がお囃子を奏でながら町を曳行し、『絞り会館』隣の広場に集まり並ぶとその光景はとても壮観(*´∀`)♪

それから各山車が順次見事なからくり人形を披露してくれて見応え抜群でした(*^-^*)

からくり人形披露の後は『豆絞り』の手拭いが山車から投げられて振る舞われます(*´-`)

また緑区を中心とした地域の祭りに現れる架空の動物『猩々(しょうじょう)』に頭を撫でてもらって病気にならないようお払いしてもらいました(^-^)v

因みにこの『猩々』、2mを超える大きさとその独特の怖い顔から子供たちには泣かれることもしばしば( ̄▽ ̄)

実際『猩々』に追いかけられたら『進撃の巨人』の巨人に追いかけられるってこんな感じぢゃないかって思っちゃったりします…

山車が三輌連なって『有松天満社』の近くを目指して再び曳行するのを付いていって、中町交差点で山車を一回転以上する大迫力の”車切り”を、『秋葉社』前で二輌の山車が狭い道で上手く交差して進んでいくところを眺めてから
『有松天満社』を参拝しに行く途中の手水舎で、手に水を掛けてもらえるのをずっと待っている光景や(ちゃんと手を洗って清めるのが面白い)、長い石段を上って境内の広場に付くと天狗が一足先に休んでいて、そこに『猩々』も並んでベンチに腰かける様子がどちらもとてもシュールで笑えました(^o^)

また、子供が恐る恐る近付いていくと急に追いかけだして子供がギャー!と悲鳴を上げながら逃げていく様に周りの人たちの笑いを誘っていました(^-^)

神事としての祭礼終了の儀式”総参り”は小太鼓と竹竿を担いで長い石段(これ、ホントに驚くほど長いんです…)を休まずに走り上って広場を梵天を中心に左回りに三周してから御幣を天満社に返して儀式は終了(*´-`)

そして途中近所の大高にある『山盛酒造』の『鷹の夢』の樽酒をいただいたりしつつ、いつもお世話になっている『永井商店』へお酒の差し入れをして、ちょうど子供たちの神輿や獅子舞が出発するところで、それを見送ってから提灯に灯が点るまでまずは宴会(^o^)v

地元の人たちはじめ通りすがりの外国人なんかも巻き込んで大宴会でした(’-’*)♪

夜、山車は約250もの提灯を纏って昼とはまた違った幻想的な趣へ様変わりし、哀愁漂う夜囃子の音色を奏でながら町を曳行(*^^*)

夜も提灯を大きく揺らしながら大迫力の”車切り”やからくり人形の披露が行われ、もちろんからくり披露後には『豆絞り』の手ぬぐいが山車から投げられて振舞われ、昼もですがこの祭りの山車は地元の人だけでなく観光客も綱を引いて参加できるのでみんなで楽しむことができる素晴らしいお祭りです(*^▽^*)

そして22時頃、祭りは〆のお囃子が流れて朝から始まった祭りは幕を閉じました

『有松山車まつり』は名鉄有松駅から徒歩3分ほどの古い町並みの中で行われ、町の風情と山車の雰囲気がマッチしていてとても素晴らしいですよ

『絞り会館』隣に集結した三輌の山車の光景と順番に行われるからくりはとても見応えあります

“布袋車”の山車からくりは文字を書く様を披露してくれます

三輌全ての山車のからくり披露が終わると『有松天満社』方面へと並んで向かいます

方向転換の”車切り”は迫力あります

『猩々』と天狗が頭を撫でて回って清めてくれます

僕ももちろん撫でてもらいました

中町交差点での”車切り”は掛け声を上げながら何回転も山車を回す光景は大迫力です

古い町並みを山車が曳行していくのは、まるでタイムスリップしたかのような趣ある光景です

『秋葉社』前での狭い道を微調整しながらすれ違っていくのも見事

『有松天満社』の長い階段

しゃべれない『猩々』が手に水を掛けてくれるのをひたすら待っていて、それに気付いた近くの二人が水を掛ける姿がとても微笑ましい

『猩々』はちゃんと頭下げてお礼してましたしね

二人並んで座っているところへ恐る恐る近付いていく子供

この後急に立ち上がって追いかけ始めた『猩々』に

「ギャー!」と叫びながら逃げていく子供の姿にみんな笑っていました

そんな『猩々』たちと一緒に写真撮ってもらいました

『有松天満社』境内

しっかり牛さんも撫でさせていただきました

神事としての最後の儀式、”総参り”の小太鼓と竹竿を担いで長い石段を休まずに走り上って行く様子

これは本当に大変だと思います

長い石段を上ってからもそのまま休まず広場を梵天を中心に左回りに三周しますが、みんな楽しそうです

御幣を天満社に返して儀式は終了

『山盛酒造』の『鷹の夢』樽酒を振舞っていたので頂戴しました

いい感じに樽香が付いていて美味

子供神輿も元気に出発

その後は宴会でございます

日が暮れると提灯に火が点り、各町から『有松天満社』へ向けて出発します

山車出発前 町の人だけでなく観光客も綱を持って山車を引けるのがこの祭りのいいところ

提灯を纏った山車は幻想的で美しいです

夜の”車切り”は提灯が大きく揺らしながら掛け声と共に威勢良く回してこちらもまた昼間とは違った迫力があります

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