北海道余市で毎年9月第一日曜日に開催される日本ワインの一大イベント『ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ (農園開放祭)2025』に参加してきました。
日本ワイン最大規模の祭典で、プラチナチケットと化していますが今年も何とか参加することができました。
広大なブドウ畑を眺めたり歩いたりしながら、ワイナリーでブドウ畑を眺めながらそこで造られたワインを飲めたり生産者と話せたり、地元の料理を食べたりと最高の贅沢を楽しめるイベントで、
これが出来るのは日本広しと言えども広大なブドウ畑が広がり、ワイナリーもある程度密集している余市だけ。
とてもありがたいことに毎回各ワイナリーの方々はもちろん、参加された方々や地元の方々にもいつもとても良くしていただいて、
今回は『髭男爵』の『ひぐち君』や『鹿取みゆき』さんはじめとしたワイン業界の大御所の方々にも大勢お会いできました。
『ドメーヌ・イチ』、『登醸造』、『モンガク谷ワイナリー』、『ドメーヌ・ユイ』、『ドメーヌ・ブレス』、『弘津ヴィンヤード』、『キャメルファームワイナリー』、『ワンチューン・ワインズ』、『ニトリ観光果樹園』、
『ドメーヌ・マルメガネ』、『ヨカワイナリー』、『アリマックス』、『ランドスケープ』、『仁木産業振興社』、『ドメーヌ・アルビオーズ』、『フィールド・オブ・ドリームズ・ワイナリー』、『ドメーヌ・ミズキ・ナカイ』、『豊丘西尾ヴィンヤード』、『トマップファーム』、『ピュール』、『余市エコビレッジ』、
飲食店ブースも『ワイン、ときどき豚』、『カネキタ北島農場』、『EBIJIN』、『かくと徳島屋』、『ワイン&カフェ・クンプウ』、『キヘン』、『ゴーシェ』、『HATAKE no NAKA』、『ぱん処』、『余市SAGRA』、『リッチ・クチーナ・イタリアーナ』、『ファットリア・ビオ・北海道』、『ヨイチ・ループ』などなど、余市&仁木町の大半のワイナリーやヴィンヤードと数多くの飲食店が参加し、ワイナリーを時にはブドウ畑の中を歩いて巡り、色々な方とお話もできて最高の時間を過ごせました。
飲食店で今回特に驚いたのが、『ドメーヌ・アツシ・スズキ』でミシュラン三ツ星の東京にあるフレンチレストラン『レフェルヴェソンス』が出店していたことで、ジャンボン・ブールをいただきましたが、さすがの美味しさでした。

余市駅から会場受付の『ニトリ観光果樹園』までシャトルバスで移動。

バスを降りて受付に向かう途中、各ブース開始まで忙しく準備していました。

この黄色いフラッグを見ると気分が上がります。

受付の所で早速『髭男爵』の『ひぐち君』にお会いできました。

受付を済ませて専用のグラスとグラスホルダーと冊子を受け取ります。

『ラフェト』のTシャツも毎年売られていますが今年はグリーン。

『余市町地域おこし協力隊・広報業務支援員』としても活躍され、ワインバー『ワイン、ときどき豚』や新しく誕生したヴィンヤード『さねともの庭』も運営されている『本間朋子』さんと。

『ニトリ観光果樹園』。

どこを見渡しても広大なブドウ畑が広がっているのは余市ならでは。

リンゴの木も多く、色付いたリンゴがのどかな風景に彩りを与えてくれました。

コスモスも美しい。

今回のスタートは『木村農園』から。

ちょっと遅刻気味の『ソウマニヨン・ヴィンヤード』の『相馬慎悟』さんも入れてパシャリ!(笑)

『髭男爵』の『ひぐち君』のYoutubeチャンネル『PAIRINGx』のブース。

ジビエ料理が本当に美味しい『EBIJIN』。
ここの鹿肉が好きすぎる!

今年は朝若干の雨予報ではありましたが、『木村農園』にあるブースは屋根があるから安心でした。

まずは『じきの畑』から。


珍しいグリューナー・フェルトリーナー100%のワインで生産本数が少ない『霞(かすみ)2023』。

ツヴァイゲルトレーベ100%のワイン『夕(ゆう)2023』。

『じきの畑』の『村田均』さんと、後ろにちゃっかり息子さん(笑)

『ランドスケープ』の『福光賢治』さんと『仁木産業振興社』の『山口光市』さん。


余市&仁木町のブドウを使って過度な手を加えず自然に造る『ナリユキ』。


『ランドスケープ』の『ピノ・ノワール』。

様々なワイナリーにブドウを卸している余市のレジェンド栽培農家『木村農園』。

ここでは『木村農園』が取引している栃木県『ココ・ファーム・ワイナリー』や『北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー』などのワインが楽しめました。

北海道のピノ・ノワールの魅力が全て詰まっているといっても過言ではない栃木県が北海道岩見沢市『10Rワイナリー』とコラボレーションで造られる『こことあるシリーズ』。

『木村農園』の3代目『木村幸司』さん。


『北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー』の高級スパークリングワイン『北ののぼ・ロゼ 2017』

『木村幸司』さんと。

『木村農園』2代目の『木村忠』さんもいらっしゃったので、3人でパシャリ!

続いては『アリマックス』のブース。

息子さんが素晴らしい働きをしていました。

説明も上手で将来有望。

、『アリマックス』の『スノー・ローバー・ピノ・ノワール』のヴィンテージ違い飲み比べ。

『木村農園』で研鑽も積まれた。『アリマックス』の『有馬純一』さんと。

『ヨカワイナリー』。

『ピノ・ノワール』をいただきました。

『ヨカワイナリー』の『喜久雅史』さんと。

大行列だった『ソウマニヨン・ヴィンヤード』のブース。

『相馬慎悟』さん大忙し。


『相馬慎悟』さんが最も力を入れているブドウ品種メルロー100%の『ソウマ・ルージュ2024年』、赤ワインはボトリングしてからある程度時間をかけて落ち着かせないと風味が硬かったりすることが多いのですが、すでにめっちゃ美味しかったです。

忙しくお客さんにサーブしたり接客していたので一緒に写真撮れず…

『ヨイチ・ループ』が運営するワイナリー『フィールド・オブ・ドリームズ・ワイナリー』のブドウ畑。


同じ系列の『ドメーヌ・アルビオーズ』のワインから。

農場長の『服部碧』さんとお母さまの『服部久美子』さんと3ショットで写真撮ったつもりが撮れてなかった…(泣)

最新ヴィンテージの『タマユキ・ピノ・ノワール 2024年』。

『ヨイチ・ループ』と


柿のワイン蒸しも美味しそうでしたが、時間が押していたので泣く泣く次へ。

『ココ・ファーム・ワイナリー』の原料ブドウはじめ、様々な果物を栽培している『才川農園』。

ブドウ畑。




『ココ・ファーム・ワイナリー』の『月を待つ』の様々なヴィンテージ飲み比べが出来るという超貴重かつ贅沢な時間を過ごせました。

骨格はもちろん一緒ですが、キャラクターが全然違って面白い。
やはり5年以上寝かせた方が深みが出ます。


プルーンもおひとついただいちゃいました。

コーヒーと輸入食品で有名な『カルディ』が展開するワイナリー『キャメルファームワイナリー』。

『才川農園』で飲んでいる最中に少し小雨が降ってきましたが、時間がもったいないので強行です。

余市ブランド豚『北島豚』もいただけるワインバー『ワイン、ときどき豚』。

店長の『藤澤和也』さんと。

ジェラートも大好評な『ワンチューン・ワインズ』。
『ドメーヌ・ブレス』で働きながらご自身のワインも造っています。

ドイツ系品種ドルンフェルダーに拘りを持つ日本では珍しい造り手です。

ミュージシャンでもある造り手の『月岡壮太』さんと。


スパークリングワインの生産に力を入れているワイナリーで、ここでも提供されるワインの大半はスパークリングワインでした。

とはいえ、ケルナーやピノ・ノワールのスティルワインのレベルも非常に高く、国内だけでなく海外でも多くの受賞歴を持っています。


醸造長の『アンジェロ・トータロ』さんと。

札幌市で南イタリアのチーズ職人『ジョバンニ・グラツィアーノ』が作る『ファットリア・ビオ・北海道』。

『キャメルファームワイナリー』のブドウ畑はめちゃくちゃ広大で海外のブドウ畑のような美しい景色です。

『ドメーヌ・アツシ・スズキ』。

同じワインを提供し続ける訳ではなく、ボトルが空いたり時間ごとに銘柄が変わっていくので何が飲めるのか楽しみにしていくのも一興。

『ピノ・ノワール』のヴィンテージ違いを堪能。



東京にあるミシュラン三ツ星のフレンチレストラン『レフェルヴェソンス』が出店していたのにビックリ!

お手軽な価格で『レフェルヴェソンス』の料理が楽しめるとあって大人気で、さすがの美味しさでした。

オーナーシェフの『生江史伸』さんと。

当たり前ですがワインとの相性も抜群でした。

「日本ワインの母」とも呼ばれるフード&ワインジャーナリストで『一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)』の代表理事を務め、日本ワイン業界に多大な影響と貢献をされている『鹿取みゆき』さんともここでお会い出来て3ショット。

『ドメーヌ・マルメガネ』。

馬のエチケットが印象的。

ワイナリー『ドメーヌ・マルメガネ』と余市駅前でワインショップ&角打ち『キヘン』、そしてワインインポーターも運営している『大野崇』さんと。



続いては2024年設立の『ドメーヌ・ミズキ・ナカイ』。

北海道の名だたる様々なワイナリーにブドウを卸している『中井観光農園』による余市町初のブドウ農家直営ワイナリーとして大いに話題になりました。






そんな中でのお目当ては『ドメーヌ・ミズキ・ナカイ』のリリース前のワイン『ノボリ・ノ・オカ 2023年』。

そして代表の『中井瑞葵』さんが『ドメーヌ・タカヒコ』研修時代にリリースした『ヨイチ・ノボリ・ミズキ・ロゼ 2022年』と飲み比べ。

『中井観光農園』5代目にして『ドメーヌ・ミズキ・ナカイ』代表の『中井瑞葵』さんと。


息子さんの亮君がピースしてくれました。

めちゃくちゃチャラ…もとい陽気な代表の『長谷川弘樹』さん。

北海道ではまだ珍しいリースリングにも力を入れています。

『長谷川弘樹』さんと。

『トマップファーム』。
北海道仁木町にあるアイヌ語で「トマップ」と呼ばれる地域で100年続く農園を継承して始まった農園です。

去年初リリースしたワインは春夏秋冬をテーマにそれぞれの季節をイメージした味わいでしたが、

北海道では珍しいスチューベンのお初のワインをチョイス。


代表の『高橋ひかり』さんと。

『豊丘西尾ヴィンヤード』。

本数が少なく一般に出回っていないケルナーのワインから。

『豊丘西尾ヴィンヤード』のワインは『10Rワイナリー』と『ドメーヌ・マルメガネ』で委託醸造で造られているのですが、今回のヴィンテージではそれぞれで委託醸造したワインをリリースしていて、それらを飲み比べました。

『西尾久』さんと。

『ドメーヌ・ミズキ・ナカイ』のブドウ畑も広大で素晴らしい景色を楽しめました。
後編へ続く。
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