「木曽路は全て山の中である」と『島崎藤村』が『夜明け前』の冒頭でも記したように、深い谷間の情緒ある宿場町、長野県木曽福島の「春の蔵開き」3蔵巡り♪
美しい木曽川と旧御嶽街道に挟まれた場所にて慶応元年(1865年)に創業した『木曽節』の冒頭でも歌われる『中乗(なかのり)さん』の名を冠した銘酒が有名な『中善酒造店』の蔵開きへ行ってきました(^-^)
この『中善酒造店』は毎年4月に酒蔵2社と味噌蔵1社の3社合同で開かれる「春の蔵開き」の中で唯一土、日曜日の2日間開かれます(^o^)v
毎年のことながらアットホームな蔵開きは今年はレイアウトが随分と変わっていて広くなっていて、屋台が所狭しと並び、大盛り上がりながら中々に難関な利き酒、”杜氏の窓”と書かれた窓から時折杜氏がお酒を持って窓を開けて振る舞ったりと、来たお客さんに楽しんでもらおうという雰囲気がそこかしこにあって、イベント盛り沢山な内容で飲み仲間や蔵の人たちと楽しく話ができ、素晴らしい時間を過ごせました(*^-^*)
また杜氏の奥さんが染色作家でもあることから、蔵開きで至るところに作品が飾られていて、これがとても素敵な彩りを与えていて、さらに手ぬぐいなども購入ができます(*´-`)
試飲では『中乗さん』の今年お初の長野県の酒米『信交酒545号(山恵錦(さんけいにしき))』を使った”純米吟醸・信交酒545号・無濾生原酒”、”純米吟醸・信交酒545号”はじめ”純米大吟醸・美山錦・無濾過生原酒”、”純米吟醸・美山錦・無濾過生原酒”、”純米吟醸・開田高原雪中貯蔵・生原酒”、”特別純米・ひとごこち・無濾過生原酒”、”辛口純米・美山錦・無濾過生原酒”、”開田高原・雪中貯蔵”、”厳寒水・蔵出し原酒”、”低精白純米・自家栽培米ひとごこち”などをいただきました(*^▽^*)
こちらの酒蔵で造られるお酒は全て長野県産の酒米を使用していて、長野県オリジナルの酒造好適米『信交酒545号(山恵錦(さんけいにしき))』に関しては自家栽培をして仕込みをするに至っています(^o^)
酒造りに使われる水は蔵正面の山側に横井戸という珍しい井戸が掘られていて、この井戸から軟水の御嶽山系の伏流水が湧き出ていて、それが仕込みに使われています(^-^)
帰りの道中では近所の『津島神社』の桜が見事でしばし魅入ってから木曽福島の町を後にしました(’-’*)♪
★中善酒造店
〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島中畑5990
0264-22-2112
アクセス:JR中央線 木曽福島駅から徒歩約10分
趣のある雰囲気です(*´-`)
そしてこちらが蔵開きの入口です(^o^)
杜氏の奥さんと飲み仲間と記念撮影(’-’*)♪
とても素敵な手ぬぐいなどを作ってらっしゃいます(*^-^*)
怪しげな”杜氏の窓”(  ̄▽ ̄)
時折『山口孝』杜氏が姿を表してお酒を振る舞ってくれました(  ̄▽ ̄)
非常に難しい利き酒大会(*_*)
利き酒の数が5種類と多い上、みんな一斉にスタートで時間もそんなにないことから、焦って定位置に瓶が戻されないことが多く、これがまたさらに難易度が上がっていきます…(^^;
とりあえず何とか3問当てて景品の特別純米をゲットできました(^^;
それはそれはたくさんの種類のお酒を試飲できます(*´∀`)♪
酒蔵は自由に見学できます(’-’*)♪
それぞれの道具や機材に説明が書かれていて分かりやすいです(^-^)
釣りや綿菓子体験など、子供も楽しめる催しがたくさんありました(*´-`)
大盛況の酒蔵の様子(*^-^*)
因みに木曽川沿いには足湯もあります(^-^)v
『中善酒造店』と『七笑酒造』の間にあるので、ここで酔い覚ましがてら足湯で休憩するのもアリです(*´-`)
『中善酒造店』すぐ近くにある『津島神社』(^-^)
桜がとても見事に咲き誇っていました(*^O^*)
地元の祭りが開かれていたようで子供たちが大きな掛け声を上げながら神輿を担いで練り歩いていました(’-’*)♪
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