本格的な武家政権の始まりでもある『鎌倉幕府』が開かれた武家の都・古都鎌倉にて、文学と桜巡りをしてきました♪
鎌倉滞在半日とゆー超タイトなスケジュールの中でのお花見。まずは鎌倉駅を降り正月の1月1日から3日まで開かれる『初えびす』や10日に開かれる『本えびす』が有名な『本覚寺』、そこから鎌倉最大級の木造建築にして『日蓮宗』最古の寺院『妙本寺』を巡りお花見を楽しんだ後、鎌倉の桜と言えばここ!というほど有名な鎌倉駅から『鶴岡八幡宮』へと続く桜並木の参道『段葛(だんかずら)』へ(^-^)v
『鎌倉幕府』を開いた『源頼朝(みなもとのよりとも)』が妻の『北条政子』の安産祈願のために造らせたと言われる『段葛』の桜並木は最近木が植え替えられて以前のような豪華さはなくなりましたが、その代わり可愛らしい桜並木と朱い鳥居と奥に望む『鶴岡八幡宮』との光景がとても見事でした(*^-^*)
『鶴岡八幡宮』を参拝し、”源平池”とその回りに咲く桜を眺めながらお花見を楽しみ、ゆったりとした時間の流れる広大な境内を散策しました(*^O^*)
『鶴岡八幡宮』からそのまま歩いて次に向かうは鎌倉幕府第5代執権『北条時頼』が創建した『鎌倉五山』の第一位『臨済宗建長寺派大本山・建長寺』(^-^)
満開の桜のアーチの奥にそびえる”山門”との対比が絶景で、国宝の”梵鐘”や”建長寺庭園”、桜に囲まれた”曙観音”はじめ「建長寺境内」として『国の史跡』にも指定されている広くて見事な境内をゆっくりと回り、春の風流を楽しみました(*´∀`)♪
『建長寺』は宋の禅僧『蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)』を招いて開いた日本で初めての「禅専門道場」でもあります(^-^)
因みに『鎌倉五山』というのは仏教の禅宗『臨済宗』の寺院を格付けする制度(^o^)
京都と鎌倉でそれぞれ五山が決められて、京都では『京都五山』、鎌倉では『鎌倉五山』と言われて順位がつけられています(^-^)
『鎌倉五山』第一位の『建長寺』から再び歩いて向かうは『鎌倉五山』第二位の『臨済宗円覚寺派大本山・円覚寺』(^-^)/
『鎌倉幕府』第8代執権『北条時宗』が当時2度にわたってモンゴル帝国が日本に侵攻してきた歴史的大事件『元寇(げんこう)』の戦没者追悼のために建てたこの寺は、桜の木がそんなに沢山あるわけではないですが、広大で見事な境内の趣と風情を存分に堪能しました(^-^)v
この『円覚寺』では毎週土曜日・日曜日に一般の人も参加できる坐禅会が実施されていて、過去には『夏目漱石』や『正岡子規』などをはじめ、様々な著名人が参禅したことでも有名なので、文学好きの僕としては一度は体験したいと思っています(*´-`)
北鎌倉駅ではこの辺りのどこかに長い黒髪の透き通るような肌の眼鏡をかけた美人店主が営む古書店があるはず、と思いながら聖地巡礼(  ̄▽ ̄)
祖母が遺した『夏目漱石』の『漱石全集』を査定してもらって、そこで古書に対して並外れた知識を持つ探偵のような美人店主に祖母の秘密を解いてもらってあわよくば僕もアルバイト兼助手としてとして働かせてもらおうと思っていたのに残念ながらお店が見つけられなくて残念でした…(  ̄▽ ̄;)
気を取り直して江ノ電に乗って長谷駅を降り、『鎌倉大仏』が有名な『高徳院』へ(^o^)v
以前から写真では知っていましたが実際見るとずっと眺めていられると思ったくらい桜と大仏の見事な風景が本当に素晴らしく、とても魅了されて時間を忘れそうになるほど楽しみました(*´∀`)♪
『長谷寺』に少しだけ寄り道して、そこから歩いて『甘縄神明宮』の隣に佇む僕が最も好きな文豪のひとり『川端康成』が晩年を過ごした川端邸(個人宅のため非公開です)の前を通り、ここが舞台となった小説『山の音』に思いを馳せながら更に歩を進め『鎌倉文学館』へ(^o^)/
旧前田侯爵家別邸であったここは、これまた僕が超好きな『三島由紀夫』の小説『春の雪』で
“青葉に包まれた迂路を登りつくしたところに、別荘の大きな石組の門が現れる。先代が建てた茅葺きの家は数年前に焼失し、現侯爵はただちにそのあとへ和洋折衷の、十二の客室のある邸を建て、テラスから南へひらく庭全体を西洋風の庭園に改めた。”
と書いた通りの風景を見ることができ、桜舞い散る木の下のベンチでゆっくりとこのために持参した『春の雪』を読みながら(これが前からずっとやりたかったんですよ!)庭園や邸を眺めたり、館内に展示されている鎌倉ゆかりの作家の紹介や直筆の原稿や手紙、本などを見て回ったり、
鎌倉が舞台になった『三上延(みかみえん)』のミステリー小説”「ビブリア古書堂の事件手帖」完結7巻発売記念・ミニ展示&イラスト展”などを楽しみました(*^-^*)
★高徳院
武家の都・鎌倉巡りの最初は正月の1月1日から3日まで開かれる『初えびす』や10日に開かれる『本えびす』が有名な『本覚寺』から(^-^)/
決して桜の木が多いわけではないですが、趣ある境内に春の彩りを添えていました(*´∀`)♪
そして何故か撮ったはずの『妙本寺』の写真がなかったので割愛…(>_<)
鎌倉を代表する桜並木『段葛(だんかずら)』(^-^)
以前はとても立派な桜並木で鳥居から『鶴岡八幡宮』は見えないほどだったんですが、最近植え替えられてとても可愛らしい桜並木になりました(*´-`)
これはこれで素晴らしい風景であと数年もしたら見れなくなると思いますし、良き眺めでした(*´∀`)♪
『鶴岡八幡宮』の境内はとても広大で、至るところに桜が咲き誇っていました(’-’*)♪
酒好きとしてはここの写真は撮っておかねば!です(  ̄▽ ̄)
“総門”を抜けると素晴らしい桜並木が目に飛び込んできます(*´-`)
荘厳で巨大な”山門”と艶やかな桜の見事なコントラスト(*^▽^*)
『国の史跡』にも指定されている「建長寺境内」はとても見事な境内で、桜彩るこの時期は間違いなく四季の風景の中で1番だと思います(*^-^*)
北鎌倉駅からすぐのところにある『鎌倉幕府』第8代執権『北条時宗』が『元寇(げんこう)』の戦没者追悼のために建てた『鎌倉五山』第二位の『臨済宗円覚寺派大本山・円覚寺』(^-^)
桜の木がそんなに沢山あるわけではないですが、広大で見事な境内の趣と風情を存分に堪能しました(*^O^*)
こちらの山門もとても大きくて立派な門です(*´-`)
北鎌倉駅のこの先に長い黒髪の透き通るような肌の眼鏡をかけた美人店主が営む古書店があるはずだったのに見当たらなくて残念でした…(´Д`)
『鎌倉大仏』が有名な『高徳院』(^-^)
大仏と桜の共演が本当に絶景でした(*^▽^*)
『高徳院』の境内はたくさんの桜で彩られていて素晴らしきお花見を楽しめました(*^-^*)
鎌倉にゆかりのある文学者の直筆原稿や手紙、資料などを展示した『鎌倉文学館』の門(^-^)
“青葉に包まれた迂路を登りつくしたところに、別荘の大きな石組の門が現れる。”とは僕も超好きな文豪『三島由紀夫』の『春の雪』で書かれたところです(^o^)
ここも『三島由紀夫』の『春の雪』で”先代が建てた茅葺きの家は数年前に焼失し、現侯爵はただちにそのあとへ和洋折衷の、十二の客室のある邸を建て、テラスから南へひらく庭全体を西洋風の庭園に改めた。”と書かれた旧前田侯爵家別邸です(*´-`)
テラスからの眺めも素晴らしい(’-’*)♪
またバラの季節にはこの庭園一面が色とりどりのバラに包まれます(*´∀`)♪
桜と趣ある『鎌倉文学館』の共演もまたとても素晴らしいです(*^▽^*)
時間がなくて中には入れなかった『長谷寺』(^-^)
このお寺に関してはアジサイの旅で紹介しています(^-^)v
『江ノ電』(*´-`)
プチ鉄の僕としてはこの電車に乗るのはテンション上がります(’-’*)♪
『江ノ電』もアジサイとの素敵な写真を撮れたのでこちらも鎌倉アジサイのブログで是非見ていただきたいです(^o^)v
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