中棚荘 ジオヒルズワイナリー 千曲川ワインバレー巡り ワイナリー見学 長野県小諸市

ワイン
2泊3日掛けて日本有数のワイン産地、長野県『千曲川ワインバレー』ワイナリー巡りに行ってきました♪
3日目の2件目は小諸市にある明治31年創業、『島崎藤村』や『種田山頭火』ゆかりの旅館『中棚温泉・中棚荘』と『ジオヒルズワイナリー』へヽ(*´∀`)ノ
旅館の前にはヤギの「ドキンちゃん」が(最近ニュースで話題になった『ぽにょ』ちゃん?と思っちゃいました(笑))お出迎え(*´∀`)♪
前日の『アトリエ・ド・フロマージュ』での羊たちに続き「ドキンちゃん」もとても懐いてくれてめっちゃ癒しのひと時でした♪( ´▽`)
こちらの『中棚荘』は同じ小諸市にある『ジオヒルズワイナリー』の母体となっている旅館で、”平成館”、”大正館”、そして『国の登録有形文化財』にも指定されている食事処『はりこし亭』の3つの建物があり、『島崎藤村』が『千曲川旅情の歌』を執筆した”藤村の間”が現在も残っていて、館内は本当に素晴らしい趣(*´∇`*)
また宿泊したお客さん向けに『ジオヒルズワイナリー』の”ナイトワイナリー”という360度満天の星が輝く空と夜のワイナリーが楽しめるイベントもあって、これはまたの機会に是非参加したいと思いました(*^-^*)
女将さんの『富岡洋子』さんが突然の訪問にもかかわらず快く迎えてくださり、サイフォンで淹れた温泉コーヒーをカフェスペースでいただきながら様々な話で談笑(´∀`)
旅館、ワイナリー共に家族経営のアットホームな雰囲気で本当に心地良かったです(*´∀`*)
『ジオヒルズワイナリー』は三男の『富岡隼人』さんがオーナーでぶどう栽培やワイン造りをやられているのですが、とても几帳面な性格で、女将の洋子さんがラベルを張ると1mmズレているだけで文句を言われていること(笑)、
朝一番の仕事は花を摘んできて生けることで、綺麗な仕事から1日をスタートさせるようにしていること、
2020年の今年は雨が多い年でぶどうに様々な病気が出たり、じゃがいもも育てていて、そちらも今年は小さくて色々苦労されていること、
土壌は粘土質だということ、
ぶどう栽培のきっかけは農家の人に栽培してみないかと言われて委託農家で始めたらどんどん欲が出てきてワイナリーを始めるまでに至ったこと(経理を担当している女将さんはより忙しくなってしまったので「あれがなければ…旅館だけで順風満帆だったのに…」と笑いながら仰ってました(笑))、
畑も2020年だけで4ヶ所増やしたそうで、女将さんはいつもそれを事後報告で聞くので驚きっぱなしで、もうどこに自分の畑があるか分からないと仰っていたり(笑)、
そんな楽しい話をしているところに最近6代目荘主になられた『富岡直希』さんと5代目荘主『富岡正樹』さんもいらしてくださり、『中棚荘』の成り立ち、『島崎藤村』のエピソード、『ジオヒルズワイナリー』が出来るまでや現状など様々な話で盛り上がって非常に楽しい時間を過ごせました(*^▽^*)
また女将さんはバイクが趣味という事でその縁でバイク雑誌にも『ジオヒルズワイナリー』が取り上げられたこともあったり、コーナーをめっちゃ攻めていくのでバイク仲間や宿泊者のバイク乗りの人が付いていけないなんていう話など、とても素敵でチャーミングという言葉がピッタリな方です(´∀`*)
女将さんのファンがとても多いと聞いていましたが、納得です(*^^)
是非小諸周辺に仕事や旅行などで行くことがあれば、旅館ももちろん、みなさん本当に素敵な方々ばかりなのでお勧めです(*^ヮ^*)
この後、本当は定休日なのに女将さんがワイナリーを案内してくださるという事で、『ジオヒルズワイナリー』へ行けることに(*´-`)
『ジオヒルズワイナリー』は先程も書いた通り三男の『富岡隼人』さんがオーナーを務め、隼人さんがベトナムに住んでいたことと奥さんがベトナム人であることから「ジオヒルズ」の名前の「ジオ」はベトナム語で風の意味を持つことから名付けられています(^-^)
その名の通り丘の上にぽつんと佇むワイナリーは、360度豊かな自然の景色を見渡すことができて、からっとした風がとても心地良く、訪れたのは8月中旬と真夏なのに汗など全くかかないほどで、都会では考えられない気温と風でした(*´-`)
そして遠くの山々は、この日はあいにく遠くに雲が出ていて見えなかったですが富士山や八ヶ岳が見えたり、向きを変えれば槍ヶ岳、涸沢岳、奥穂高岳などの北アルプスが一望できます(´∀`*)
こちらのワイナリーにもヤギがいて「ピノちゃん」というらしく、「ドキンちゃん」と同じく懐いてくれてとても癒されましたし、聞けば他にも数頭いるとのこと(*^O^*)
ワイナリーの中も入口を入ると上から醸造所が見れたり、ガラス張りで周りを景色を見渡すことができ、キッチンもオープンキッチンで開放感抜群で、細かいところにもオシャレな演出やインテリア、気遣いがあって本当に素敵なワイナリー(*´∇`*)
冬は薪ストーブで暖をとるそう(^O^)
そしてテラス席からはぶどう畑が一望できてこれもまた絶景が楽しめて大人気で、このテラス席正面に見えるぶどうの木はワイナリーを作った時に一緒に植えたもので品種はピノ・ノワールとシラー、さらにぶどう畑の周りには菜の花やひまわりやそばが植えられて四季折々の美しい花も楽しめるとのこと(*’ω’*)
またこちらのワイナリーは日本が世界に誇るギタリスト『渡辺香津美』さんや『押尾コータロー』さん、俳優の『中村梅雀』さんら著名な方々のファンも多く、その理由は様々な意味で『中棚荘』と『ジオヒルズワイナリー』に実際来てみると納得できます(*^o^*)
さらに『渡辺香津美』さんや『押尾コータロー』さんのPVでも使われているとのこと(*´∀`)♪
『中棚荘』宿泊者限定の満天の星が輝く夜のワイナリー見学と試飲を楽しめるイベント”ナイトワイナリー”も実際ワイナリーに来て、より一層今度こちらに泊まって是非体験したいなと思いました(´∀`*)
試飲では『ジオヒルズワイナリー』の『ミマキ・シャルドネ』と『カム・オン・メルロー』をテラスでいただきながら、ここでも女将の『富岡洋子』さんと談笑(*^^*)
『ミマキ・シャルドネ』は白い花を思わせる香りととても爽やかな酸味とミネラルを感じて、まさにこの『ジオヒルズワイナリー』の夏の青空の下で緑鮮やかなぶどう畑や遠くに見える山々に囲まれて、穏やかに吹き抜ける心地良い風を感じるこの環境を体現したようなワインで、この場所で飲むとより五感でその素晴さを感じられると思いました(*^ヮ^*)
『中棚荘』ではぶどうの収穫体験もやっていて、小さいぶどうは食べることもできるのでそれも好評だったり(ワイン用品種のぶどうもそのまま食べてもとても甘くて美味しいんです)、
その時収穫したぶどうは来年ワインになって飲むことができると説明したり、それを楽しみにまた来られる人も多いのだとか、
春先のぶどうの新芽の時期には天ぷらにして旅館の料理で出していること、
山ぶどうの葉が珍重されていることにヒントを得て、5代目荘主の『富岡正樹』さんがぶどうの葉でも天ぷらで出したら独特の酸味があって大人気になったそうで、
他にもぶどうの枝を箸置きに使ったり、暖炉では種火にそばの殻を灯油で染みこませてぶどうの枝で火をつけて火をおこすなど、全てにストーリーがあってこれもまた非常に素敵(*^0^*)
ワイナリーを始める原点は『富岡正樹』さんと『富岡洋子』さんが新婚旅行でフランスのシテ島に行ってランチをした時、大きなワイン樽からすくって飲んでたことに素晴らしい文化だと衝撃を受けて、それがずっと頭の片隅に残っていてようやく実現したエピソード、
じゃがいもや菜の花など、ほかの農産物を育てる時は、一度収穫したらそばを植えて畑を1年休ませて栽培していること(そばは痩せた土地のほうが良いことと、1年で畑の養分は戻るそうです)、
ワイナリーすぐそばにある池は女神湖から水を引いてきていて、昔は林を通って濾過されるため飲み水としても使われていたことや『マツコの知らない世界』で紹介されたこともあるそうで、
ワインの空きボトルを使って湖岸の強化をしている光景も本当に素晴らしくて、しかも『中棚荘』、『はりこし亭』、『ジオヒルズワイナリー』、自宅で出たボトルだけで他から貰わずに集めてやっていて、
『ジオヒルズワイナリー』のオーナー『富岡隼人』さんはベトナムを第2の故郷と思っているのでいずれは自分が造ったワインが風に乗って届くように、そしてワイナリーも作れたらという想いを持っていることなど、
醸造所に場所を移してからは、樽にぶどうの絵が描かれているのが印象的で、他にも見えない部分の壁にも描かれているそうですが、子供たちにも自分が何歳の時に書いた絵かを残しておいてワイナリーに関わってもらおうという想いがあってのことや、
基本的にエアコンがいらないこと、
シードルも造っているのですが、とてもいい農家の人とご縁があって本来シードルは色んな種類のりんごをブレンドして造るのが一般的ですが、こちらでは単一品種で紅玉やふじを使ってシードルを造っているのがとても珍しかったです(*゚▽゚)
本当に様々な素敵なエピソードを穏やかで気品のある女将さんが教えてくださって、優しく吹き抜ける風の心地良さも相まっていつまでもここに居たくなるような本当に素晴らしいワイナリーでした(*^▽^*)
★ジオヒルズワイナリー
〒384-0807 長野県小諸市大字山浦 富士見平5656

『島崎藤村』ゆかりの宿ということで、藤村の代表作『初恋』にちなんだポストが置かれています( ´-`)

ヤギの「ドキンちゃん」がお出迎えしてくれました(*´∀`*)

めっちゃかわいい(*´▽`)

エサをあげることもできるので、子供とかは喜びそう(´∀`)

『中棚荘』の玄関(‘-‘*)

この旅館で生まれた『島崎藤村』の『千曲川旅情の歌』が飾られています(*^-^*)

館内も素晴らしい趣です(^-^*)

暖炉(^-^)

冬は種火にそばの殻を灯油で染みこませて種火にし、ぶどうの枝で火をつけておこすそうです(*^ヮ^*)

書斎も『島崎藤村』の作品をはじめ様々な本が置かれていますヽ(・∀・)ノ

喫茶スペース(^-^)

突然の訪問にもかかわらずご案内していただきました(*^^*)

サイフォンで淹れた温泉コーヒー(^0^)

とても素敵に出してくださいました(*^-^*)

5代目荘主の『富岡正樹』さんと女将の『富岡洋子』さんと談笑(*´∀`)

バイク雑誌に載った時の記事(^O^)

ワイナリー近くの花火大会が開催された時にはこんな風に花火を楽しむことができるそう(*´∀`)

『中棚荘』から『ジオヒルズワイナリー』へヽ(・∀・)ノ

こちらの池が女神湖から水を引いていて、『マツコの知らない世界』で紹介されたこともあったとか(´∀`)

入口を入ってすぐ下を見ると醸造所を覗くことができます(^-^)v

窓が大きくてとても開放的で素晴らしい景色を一望できます(*^0^*)

壁に掛けられたぶどうの絵も素敵です(*^^)

ワイナリーならではの飲み比べセットが楽しめますヽ(*´∀`)ノ

テラス席のあるこの正面に広がるぶどう畑がピノー・ノワールとシラーとのことで、ワイナリーと同じ年を重ねた木だそうです(*´▽`)

様々な著名人に愛されています(*^^*)

トイレもオシャレ(‘ω’*)

『ジオヒルズワイナリー』の銘柄のひとつ『カム・オン』(^-^)

「カム・オン」とはベトナム語でありがとうの意味ですヽ(・∀・)ノ

女将さんの描いたぶどうの絵o(^▽^)o

ワイナリー限定販売のワインもありました(^―^)

試飲では『ジオヒルズワイナリー』の『ミマキ・シャルドネ』と『カム・オン・メルロー』をテラスでいただきました(*´∀`*)

こちら蓮の実(゜ロ゜)

蓮の実が食べれることも初めて知りましたし、初めて食べました(^O^)v

吹き抜ける風が本当に心地良かったです(*´∀`)

女将さんとツーショット(*^^*)

試飲のあとは醸造所見学ヽ(´▽`)/

子供たちによるぶどうの絵が樽に描かれていて心和みました(*^^)

貯蔵庫だけは空調が効いていました(^ω^)

このワインの空きボトルを使って湖岸の強化しているのが、ワイナリーらしい景観と実用性も兼ねていてとても素敵だなと思いました(*゚▽゚*)

『ジオヒルズワイナリー』にいたヤギの「ピノちゃん」(*´∀`)

「ピノちゃん」もなついてくれて可愛かったですヽ(*´∀`)ノ

少し離れたところにある畑も見学させてもらいました(^O^)v

『中棚荘』は趣と情緒溢れる旅館、『ジオヒルズワイナリー』は雄大な自然と風に包まれて、どちらも本当に素晴らしいところで、富岡家のみなさんも素敵な方々ばかりで超オススメですよ(*^▽^*)

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