ふらのワイン工場 富良野市ぶどう果樹研究所 ワイナリー&ぶどう畑見学とカレーの名店 唯我独尊でランチ 北海道

グルメ
北海道ワイナリー巡りにて、富良野市にある『ふらのワイン』が有名な『富良野市ぶどう果樹研究所』に行ってきました♪
1972年に自治体ワイナリーとして富良野市が設立し、
北海道初のワイナリー『富良野市ぶどう果樹研究所』の初代所長を務め『十勝ワイン』を開発した『岩野貞雄』を招いてワイン造りをスタートさせました( ´ ▽ ` )
富良野市ぶどう果樹研究所』は北海道で2番目に古いワイナリーで、1978年から『ふらのワイン』の販売を開始してからは、世界でも類を見ない豪雪地帯でのワイン造りにして、国内外のコンクールで何度も受賞するなど、一大ブランドを築き上げ、冬の寒さが厳しい北海道でのブドウ栽培とワインの普及を長きに渡り牽引しています(*^-^*)
そしてスタッフは富良野市が運営するワイナリーという事で全員市役所の職員でもあります(^-^)
ワイナリーに向かう道中に『ふらの果樹』の施設と垣根仕立てのブドウ畑を見つけて立ち寄ってみたのですが、ここが『富良野市ぶどう果樹研究所』の畑だという事で、ワイナリーの方に少しお話を聞かせてもらいました(´∀`*)
富良野市ぶどう果樹研究所』ではワインはもちろんですが、食用ブドウも栽培していて、ワイン用も食用も垣根仕立てで栽培しているとのこと(・▽・)
その理由は凍害で木が割れてしまうので片側水平コルドンを用いて、雪が降る前に剪定して雪が降ったら木を倒して雪の中に隠して冬を越すからで(ブドウは-18度くらいで凍害にあって枯れてしまうので、富良野のような寒い地域では雪の中の方が温かく、木が枯れないのです)、
富良野の契約農家の人たちにも同じ仕立てと栽培方法でお願いしているとのこと( ´ ▽ ` )
一般的に食用ブドウは棚仕立てで栽培されているのでこれは驚きでした(^-^)
一番線が40cmくらいの高さになるように仕立てていて、
富良野市ぶどう果樹研究所』の近くに『マルセイバターサンド』が有名な『六花亭』の直営施設『カンパーナ六花亭』があるのですが、一部『六花亭』のブドウ畑がありますが、それ以外はこの周辺のブドウ畑は『富良野市ぶどう果樹研究所』の圃場とのこと(´∀`*)
お話を聞かせていただいた近くの畑にはニューヨークとケルナーが栽培されているほか、
シラーも現在栽培されていて、さすがに富良野の気候では枯れる木もありますが、生き残っているブドウでワインを造っていたり(ただ少量)、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、リースリングなどの寒さに弱い品種も温暖化の影響で上手く出来るようになってきたのだとか(・▽・)
ワイナリー周辺にはピノ・ノワールが植えられていることも教えていただきました( ´ ▽ ` )
お忙しい中、丁寧に色々と教えていただき感謝しております(*^-^*)
ワイナリーまでの道中はブドウ畑がずっと広がっていて、2万4千坪もの敷地を有する『カンパーナ六花亭』も素晴らしい景観でした(*^▽^*)
今回の目的はあくまでもワイナリー巡りなので、こちらはまた富良野を訪れた時にゆっくりと楽しみたいものです(*´ω`*)
そしてそのまま道を進んで『ふらのワイン工場』に到着( ´ ▽ ` )ノ
山の中腹に立つ素敵なレンガ造りのワイナリーからは富良野の町並みを一望出来て、周囲はブドウ畑とラベンダー畑に囲まれている素晴らしロケーション(*^0^*)
富良野市ぶどう果樹研究所』の自社畑の隣には『六花亭』のブドウ畑も広がっています(´∀`*)
ワイナリーでは自由に醸造施設や貯蔵庫、ラベンダー畑とその近くのブドウ畑を見て回ることが出来て、醸造施設には製造工程のパネル説明やワイングッズの展示、映像でも色々と紹介されていて見応え抜群(*’▽’)
そしてショップと試飲コーナーもあったので、まずは試飲を楽しみました(*´∀`)♪
工場限定のワインは無料試飲できるほか、500円の有料試飲ではそれぞれ『ツバイゲルトレーベ 2015年』、『シャトーふらの赤 2018年』、『ピノ・ノワール 2019年』、『ケルナー 2020年』、『バレルふらの白 2017年』、『シャトーふらの白 2019年』が用意されていて、全てコンプリート\(*´∀`*)/
『ツバイゲルトレーベ』は三笠市にある『タキザワワイナリー』の方が絶賛していて、富良野まで足を延ばしてみたらどうですか?と言われてここに来たのが実はきっかけ(^o^)
アルコール度数13度でしっかりしたフルボディと他の北海道のツヴァイゲルトレーベとは確かに一線を画すスタイルで非常に美味しかったですし、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、そしてこちらのワイナリーで開発された『ふらの2号』を使ったワインもとてもレベルが高くて美味しくて驚きました(*‘∀‘)
ショップの人にも色々なお話を聞かせていただきましたが、
土壌は丸い石の混じった石礫地(せきれきち)でブドウ畑はワイナリー周辺以外にも少し離れた山部地区に多く植えられていて、
この『富良野市ぶどう果樹研究所』では富良野に自生しているヤマブドウとセイベル種を交配させたブドウ品種『ふらの2号』を開発されているので、とても見たかったのですが、これも山部地区で栽培しているという事で見ることが出来なくて残念…
『ふらの2号』は現段階でこちら以外では苗木も出荷していないので本当にここだけのオリジナル品種になっています(^-^)
他にもハンガリーで主に栽培されていて、このワイナリーで一番収穫が早い『イルシャイ・オリベール』(日本での栽培はこの『富良野市ぶどう果樹研究所』だけ)や名前通りアメリカ原産の『ニューヨーク』といった日本では珍しいブドウも栽培されているほか、
近年はこの寒い土地に向かないであろうカベルネ・ソーヴィニヨンやリースリングやシラーも温暖化の影響で栽培に成功し、製品化されているのには驚きました(*’ω’*)
リースリングやシラーはここ5年程前に栽培を開始して、カベルネ・ソーヴィニョンはもっと前から栽培されているそう(・▽・)
リースリングやシラーは北海道で苗木の販売があって現在余市などの他の地域でも栽培されるようになり、こちらのワイナリーでも仕入れたものの、商品化できたとはいえ、やはりまだまだ環境的に厳しいようで結構枯れてしまったとのこと…
年間生産本数は30万本ほどで、最近は野生酵母でのワイン造りにもチャレンジされています(^o^)
お話を聞きながら試飲を一通り楽しんだ後に、他にも色々気になったことを聞きたかったので、通りすがりにたまたま話しかけたワイナリーの方が何と製造課長の『高橋克幸』さんで、
こちらのワイナリーのフラッグシップワインのひとつ『ツバイゲルト』についてお聞きしたのですが、古いもので樹齢40年ほど、若いもので5年ほどのものと幅広く、
ブランドとしてはこの1種類しかないので樹齢で分けずに全てブレンドされているのですが、
今後ヴィエイユ・ヴィーニュのような形で樹齢が高いものは別のブランドとして分けようかと考えていらっしゃいました( ´ ▽ ` )
ツヴァイゲルトは様々なワインにもブレンドされていますが、樽熟成も含めてそれぞれのワインをテイスティングして、各ブランドのイメージに合う味わいのものに振り分けている、
また、よくある北海道の他のツヴァイゲルトと違ってアルコール度数も約13%でタンニンも豊富なフルボディで造っていて、バックヴィンテージでリリースしているので、単一銘柄では5年以上は出荷しないという拘りっぷり(*´ω`*)
そしてカベルネ・ソーヴィニヨンについても聞いてみたのですが、やはり当時は植えても育たないと言われていましたが、そのころから温暖化と言われていたことと、富良野は盆地で、実は北海道の中でも夏は一番暑く、寒暖差も大きいので 糖度が出て色付きもいいであろうと予想して栽培をしたとのことで、
最近では糖度20を超えてきて 色も濃くなって、品種特有のピーマン臭も出なくなってきているので、まだまだ今後も期待できると仰っていて、
シラーについても栽培は厳しいものの味に関してはとても美味しくなってきていて、冬の寒ささえ乗り切ってくれれば十分育って、
赤ワイン品種は色が濃くなる傾向にあるとのこと、
リースリングも栽培は大変だけど、こちらも良いものが出来てきていると、お忙しい中、丁寧に様々な事を教えていただきました(*^▽^*)
最後はピノ・ノワールと見頃は終わっていますが、ラベンダー畑も見て、大充実のワイナリー訪問になりました(*´∀`*)
人生初めて来た富良野は完全にノリで来てしまったこともあってノーリサーチ(^^;
僕の中では富良野といえば『北の国から』とラベンダー畑しか知らなかったのですが、カレーが名物とのことで、JR富良野駅から比較的近くにある『唯我独尊』へ( ´ ▽ ` )ノ
山小屋風の外観のとてもオシャレなお店で、後で知ったのですが、1974年創業の老舗で、富良野カレーのさきがけの有名店でもあるということ(*´ω`*)
めっちゃお腹が減っていたので看板メニューの自家製ソーセージの付いた”オム+ソーセージカレー”を大盛りで頼んだんですが、思いのほかボリューム満点でしかもマジ激ウマ(*´∀`)♪
そして『ふらのワイン』もあったので、赤ワインをカレーと一緒に合わせたのですが、カレーはもちろん自家製ソーセージとの相性が抜群(´∀`*)
こちらのお店では非常に面白いシステムがあって、ルーが足りない時にはカウンターにお皿を持って行き、スタッフの人にドラマ『北の国から』でキタキツネを呼ぶ時に使われていた「ルールルル」という合言葉を言うと、ご飯が残っている限りカレーのルーを無料でおかわりすることができるのがとてもユニーク(*^0^*)
もちろん僕もお皿を持って行って「ルールルル」って言いました(*´∀`)♪
さらに『ふらのワイン』にはおつまみで生ハムも付いてきました(*^-^*)v
という感じで、人生初の富良野の旅は非常に幸先のいい旅になりましたo(*^▽^*)o
〒076-0048 北海道富良野市清水山1161
〒076-0025 北海道富良野市日の出町11−8
ワイナリーに向かう道中に『ふらの果樹』の施設(・∀・)
こちらもとても素敵な建物です(*^-^*)
ワイナリーの方に色々なお話を聞かせていただきました(*^▽^*)
お忙しい中、ありがとうございました(*´▽`*)
ふらのワイン工場』へ向かう道中もブドウ畑が広がっていて壮観でした(*’▽’)
ふらのワイン工場』の近所にある『マルセイバターサンド』が有名な『六花亭』の直営施設『カンパーナ六花亭』(^-^♪
木樽の看板も素敵(*’ω’*)
ふらのワイン工場』に到着(^o^)丿
とても素敵で立派なワイナリーです(*^▽^*)
ショップに行くまでの通路から醸造施設を見学できます(*´ω`*)
とても立派です(*^-^*)
有料試飲では『ふらのワイン』のフラッグシップを中心に代表的なワインを楽しむ事が出来ます(*^0^*)
白ワインももちろんですが、特に赤ワインのクオリティの高さに驚きました(*´▽`*)
試飲は全てコンプリート(*‘∀‘)
全て本当に美味しかったです(*´ω`*)
ショップの様子(・∀・)
工場限定ワインも売られています(^o^)
工場限定ワインも試飲させていただきました(^-^♪
ショップの方にも様々な事を教えていただき、勉強になりつつ楽しい時間を過ごせました(*’▽’)
ハンガリーで主に栽培されていて、日本では『富良野市ぶどう果樹研究所』のみでの栽培で、このワイナリーで一番収穫が早い『イルシャイ・オリベール』を使った新酒(*‘ω‘ *)
富良野市ぶどう果樹研究所』で開発された『ふらの2号』もブレンドされている『シャトーふらの赤』(・∀・)
製造課長の『高橋克幸』さんにもフラッグシップワイン『ツバイゲルト』のことをはじめ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、リースリングといった寒い地方では栽培が難しい品種のお話も色々聞けて、お忙しい中ありがとうございました(*^▽^*)
続いて地下にある貯蔵施設を見てきました(・∀・)
自由見学できるので、自分のペースで回れますし、様々な説明が詳しく書かれているので勉強になりながら楽しむ事が出来ます(*’▽’)
サンプル室には昔の『ふらのワイン』のボトルも並んでいます(*´ω`*)
ステンドグラスも素敵(^-^♪
樽熟成室も圧巻の眺めです(*´▽`*)
シャンパンなどのスパークリングワインでの瓶内熟成時でボトル内に溜まった澱を瓶口に集めて取り出すために、瓶を逆さに刺して立てておくための木の板『ピュピトル』も並んでいてこちらも壮観(*‘∀‘)
非常に見応えのあるワイナリーで、ラベンダー畑も近くにありますし、ワインが飲めない人でも楽しめる素晴らしい雰囲気で超お勧めです(*^▽^*)
ラベンダー畑(^-^)
富良野にはまたラベンダーが全盛期の時にも訪れたいと思いました(*´ω`*)
ピノ・ノワールの畑(・∀・)
1974年創業の老舗で、富良野カレーのさきがけの有名店『唯我独尊』でランチ(^-^♪
山小屋風のオシャレなお店です(*‘ω‘ *)
外の席でもカレーを楽しめます(・∀・)
お米も北海道のブランド米『きらら397』が使われているほか、香辛料や一部果物以外全て富良野の食材が使われているのがまた最高です(*´ω`)
名物で看板メニューの自家製ソーセージが付いた”オム+ソーセージカレー”の大盛りと『ふらのワイン』(*^-^*)
ボリューム満点でめっちゃ美味しくて最高でしたし、『ふらのワイン』と特にソーセージとの相性は抜群でした(*´▽`*)
カレールーのお代わりではもちろんカウンターで「ルールルル」といっていただきましたよ(^-^♪

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