俳優で『日本のワインを愛する会』会長でもある『辰巳琢郎』さんを中心とした『「日本のワインを愛する会」R&Dスペシャルツアー・富山編』に参加してきました♪
世界共通の飲み物であるワインというものは「テロワール」という言葉があるようにその土地の全てが表現されていることから、
日本ワインを通じてその土地の魅力を再発見し、多くの人に伝えて地方創生に繋がる活動をしていきたいという想いを具現化するために行われた第1回目のツアーです(^-^)
『レヴォ』、『五箇山相倉合掌造り集落』を巡って最後は1927年創業の北陸最古の『やまふじぶどう園』を有する『ホーライサンワイナリー』を訪れました(・∀・)ノ
1933年からワインを造りはじめ、初代が初めてのワインに付けた名前が『蓬莱山葡萄酒』で、ブドウ園が古く伝わる楽園“蓬莱山”のようであるようにと、この「蓬莱」が草かんむりに「逢う」、「来る」が使われていて人が集まってくれるように願いを込めて誕生したとのこと(^▽^)
その思いを今も受け継ぎ、ブドウもワインも、食べる人、飲む人を笑顔にさせ、日常の暮らしを楽しく豊かにしてくれる友達のような存在になるよう目指しています(*‘ω‘ *)
ワイナリーに着くと三代目の『山藤重徳』さんと4代目の現代表『山藤智子』さんと人懐っこい可愛いワンちゃんがお出迎えしてくださり、『山藤智子』さんに早速ワイナリーと畑を案内していただきました(*´∀`)♪
米どころの富山県ですが、誕生のきっかけは1918年(大正7年)に米の価格急騰にともなう暴動事件『米騒動』が起きて、お米を使ったお酒が造れなくなった時代に、初代はお酒が好きだったらしく、色々な果樹を植えた結果、最終的に風に強いブドウが残ったことからワイナリーの歴史が始まりました(^O^)
因みにこの『米騒動』が起きたのも富山県なんですよね。
天気がいいと『立山』を望むことができる素晴らしいロケーションで、この日は夕暮れ時に伺ったので夕日に照らされて輝くブドウ畑がより一層美しく感じました(*´ω`*)
観光ブドウ園を兼ねた6ヘクタールの畑には約40種類のワイン用から生食用のブドウが栽培され、8月から10月にかけてはブドウ狩りも楽しめます(*‘∀‘)
ワインの年間生産本数は約5万本で、ワイナリーの売店でも購入可能(^-^)
『 O.I.V.(国際ぶどう・ぶどう酒機構)』にリストされている日本を代表するブドウ品種『マスカット・ベーリーA』が誕生した年と『やまふじぶどう園』が創業したのは共に1927年ということで、いかに長くワイン造りをやっているかが分かりやすい例えになります(*^0^*)
この『やまふじぶどう園』の『マスカット・ベーリーA』は『山藤智子』さんが物心ついた時にはすでに植えられた木も多く、赤ワインは外で除梗破砕してプレスして醸すとのことで、外に病害虫を防除する目的で液状の農薬を効率よく散布するために用いられる薬剤噴霧機『スピードスプレーヤー』やタンク、圧搾機などが置かれていました(*^-^*)
醸しタンクも5つ程しかないので収穫時期がずれるブドウ品種を選んで栽培し、順番に仕込んでいくそう(・∀・)
醸造施設では何十年も使っている機材も多く、小ロットでも対応できるようなタンクなどもあったり、
20種類ほどワインの種類があるのですが、もうじき創業90年という中で死ぬまでお客様とお付き合いできるようにしたいと考えていて、年齢や気候の変化などで味覚や飲みたいものが変わっても必ず1本はその時の好みに対応できるように食事に合うものはもちろん個性的なものまで毎年味わいやバランスを考えて種類を多くリリースしています(^▽^)
温度を下げれるサーマルタンクの数が多くないので最近は温暖化の影響で富山も暑くなってきているので、発酵時の温度を下げるのが非常に苦労するそう。
なので仕込む前に貯蔵庫で冷やして少しでもブドウの温度を下げたり、タンクに布を巻いて井戸水を使ったり色々工夫されています(^-^)
生食用のブドウも栽培しているので、3月中には瓶詰めまで終わらせるとのことでした(・∀・)
貯蔵庫には沢山のワインが置かれていて、この『ホーライサンワイナリー』の銘柄は『ときわすれ』、『ほしあつめ』、『あさっぱら』など、非常にユニークな名前が付けられていますが、これは家族やスタッフなどがみんなでワインを飲みながら出てきたフレーズやアイデアを銘柄にしているそう(*‘∀‘)
その後は戦前に作られた地下室や現在新たに建設中のイベントなどが出来る建物も見せていただきました(*’▽’)
見学の後はワイナリー内にあるカフェで『あさっぱら』、『ほしあつめ』、『わるだくみ』、『くせもの』、『うたたね』といったユニークなネーミングの素敵なワインを飲みながら『鱒寿司』、『白エビ』、『べっこう』、魚介の昆布締めなどをはじめとした富山の名物や名産をふんだんに使った美味しい料理と共にいただきつつ、ここでも談笑(*´▽`*)
食べ物も魚介も新鮮で野菜に関しても家庭菜園で採れたてを食べている人も多い富山の人は渋さに敏感、フレッシュで若いワインやのど越しの良いワインを好む傾向があるのだとか(^-^♪
そして富山県民は魚介だけでなく野菜でもなんでも昆布締めにするなど、昆布を多用する文化があって昆布の消費量が全国1位、
カジキマグロのことを『サス』と呼んだり、
溶き卵を流し入れた醤油風味の寒天寄せの郷土料理『べっこう』は祭りや家族が集まる時には必ず出てくる料理といった食文化のことや
日本のワイナリーでは珍しく白ワイン品種の栽培が難しいこと、
秋雨が来るからなのか?収穫が遅い品種は良くない傾向にあるそうで、
栽培しやすさや醸造しやすさなど色々な事を含めて一番この土地に合っていると思われている品種を聞いてみたところ、メルローとのこと(・∀・)
カベルネ・フランは先代がブレンドするには最高だという事で30年くらい栽培されていることや甲州も土地に合っているとは言えないけれど少し栽培している、
ワインについても『ルート355』というワインはがそのまま国道355号線が近くにあるから、
『たけなわ 2019年』はオークチップを使って樽香を出している、
熟成したワインも楽しんでいただきたいという想いがあるので、日本のワイナリーでは珍しい2~3年は熟成してリリースするワインもあること、
ソーヴィニヨン・ブランは非常に人気だけど栽培が大変、
マスカット・ベーリーAは生食用とワイン用で分けて栽培していてそれぞれに特徴があることなど、様々なお話を聞かせていただいたり、
その他にも今後に活かすための今回のツアーの総括、ミーティングをして素晴らしい旅は幕を閉じました(*^▽^*)
〒939-2637 富山県富山市婦中町鶚谷10
『ホーライサンワイナリー』に着くと可愛いワンちゃんがお出迎えしてくれました(*´ω`*)
人懐こい(*^-^*)
4代目の現代表の『山藤智子』さん、そして三代目の『山藤重徳』さんをはじめとした方々がお出迎えしてくださいました(*´▽`*)
三代目の『山藤重徳』さん(*^-^*)
ほっこりする素敵なワイナリーです(*’ω’*)
ワイナリーの前には棚栽培のブドウ畑と美しい水田が広がっていました(*´∀`)♪
この棚栽培の『マスカット・ベーリーA』は『山藤智子』さんが物心ついた時にはすでに植えられた木も多いとのこと(*^-^*)
ブドウの果汁を搾る圧搾機(・∀・)
病害虫を防除する目的で液状の農薬を効率よく散布するために用いられる薬剤噴霧機『スピードスプレーヤー』(^O^)
赤ワインは外で除梗破砕してプレスして醸すとのこと(*’▽’)
醸しタンクも5つ程しかないので収穫時期がずれるブドウ品種を選んで栽培し、順番に仕込んでいくそう(・∀・)
続いて醸造施設へ(・∀・)ノ
小ロットでも対応できるよう大小様々なタンクが置かれています(^-^♪
中には何十年も使っている年季の入った機材も沢山(*’▽’)
20種類ほどワインの種類があるのですが、もうじき創業90年という中で死ぬまでお客様とお付き合いできるようにしたいと考えていて、年齢や気候の変化などで味覚や飲みたいものが変わっても必ず1本はその時の好みに対応できるように食事に合うものはもちろん個性的なものまで毎年味わいやバランスを考えて種類を多くしています(^▽^)
1933年からワインを造りはじめ、初代が初めてのワインに付けた名前が『蓬莱山葡萄酒』で、ブドウ園が古く伝わる楽園“蓬莱山”のようであるようにと、この「蓬莱」が草かんむりに「逢う」、「来る」が使われていて人が集まってくれるように願いを込めて誕生したとのこと(^▽^)
子供の頃は何とも思わなかったけれど、大人になってこのワイナリー名を深い言葉だなぁと思うようになったとか(^-^)
温度を下げれるサーマルタンクの数が多くないので最近は温暖化の影響で富山も暑くなってきているので、発酵時の温度を下げるのが非常に苦労するそう。
なので仕込む前に貯蔵庫で冷やして少しでもブドウの温度を下げたり、タンクに布を巻いて井戸水を使ったり色々工夫されています(^-^)
続いて貯蔵庫へ(・∀・)ノ
新しくリリースを待っているワインはもちろん、熟成したワインも楽しんでいただきたいという想いもあるので、日本のワイナリーでは珍しい2~3年は熟成してリリースするワインも所狭しと置かれていました(*^-^*)
『ホーライサンワイナリー』の銘柄は『ときわすれ』、『ほしあつめ』、『あさっぱら』など、非常にユニークな名前が付けられていますが、これは家族やスタッフなどがみんなでワインを飲みながら出てきたフレーズやアイデアを銘柄にしているそう(*‘∀‘)
手仕事で運んでラベルを張っているとのこと(・∀・)
最近新しく日本のブドウ品種『ブラッククイーン』も植えてワインにしたそうです(^▽^)
古いタンクとブドウ畑(^O^)
夕日に照らされる畑がとても美しい(*^▽^*)
現在新たに建設中のイベントなどが出来る建物(・∀・)
夏頃には完成予定とのことでした(*^-^*)
戦前に作られた地下室も見せていただきました(*´∀`)♪
様々なイベントも開かれているとのことで、また違う時期にも来てみたいものです(*´ω`*)
バラも美しく咲き誇っていました(*^▽^*)
ワイナリーに隣接しているカフェ(*´▽`*)
ブドウ畑を見ながら食事も楽しめてめっちゃ素敵です(*’▽’)
もちろん店内も素敵(*´ω`*)
素晴らしきワインたち(*^-^*)
ユニークな名前のワインたち(*´▽`*)
テラス席も増設中とのこと(*^▽^*)
鱒寿司、溶き卵を流し入れた醤油風味の寒天寄せの郷土料理『べっこう』、富山では『サス』と呼ばれているカジキマグロ、昆布締めなどの地元の名物や名産をふんだんに使ったプレート料理(*^▽^*)
乾杯(*´∀`)♪
鱒寿司(*‘∀‘)
白エビのピザ(*^-^*)
どのワインも食事に寄り添って本当に美味しかったです(*^▽^*)
今回の旅の総括とミーティング(・∀・)
売店ではここでしか買えないワインも豊富で、景観、カフェでの食事、ワイン、そして人も本当に素敵なワイナリーでした(*^▽^*)
コメント