ノース・クリーク・ファーム ぶどう畑見学 北海道余市仁木町

ワイン
『余市地域おこし協力隊』の方に北海道余市仁木町にある『ノース・クリーク・ファーム』をご紹介いただき、同じく仁木町にあるブドウ栽培やワイン造りもされている蕎麦屋『ナリタヤ』の『成田真奈美』さん『成田和仁』さんご夫妻に車で連れて行っていただきました♪
畑に着くと何と!つい先ほど訪れてお世話になった『ル・レーヴ・ワイナリー』の代表『本間裕康』さんがいらして思わぬ偶然に笑ってしまいました(*^▽^*)
ナリタヤ』も『ノース・クリーク・ファーム』も『ル・レーヴ・ワイナリー』で委託醸造されているんです(*^-^*)
とゆー事で『ノース・クリーク・ファーム』の代表『鈴木正光』さんと『鈴木綾子』さんご夫妻を先頭にみんなで畑見学(*´∀`)♪
そしてソムリエや飲み手視点ではない栽培家同士の話を聞くのは本当に面白いです(*´ω`*)
『鈴木正光』さんは岩見沢市にある『10Rワイナリー』で2年間醸造の研修を受けたほか、長野県の『千曲川ワインアカデミー』も出た経歴を持ってらっしゃいます(・∀・)
2つの区画の畑があり、栽培されている品種はゲヴュルツトラミネール、ケルナー、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、リースリング、
もう一つの畑ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、メルローを植えられています(^▽^)
栽培品種が多いのは最悪ご夫婦2人で収穫しないといけないことを考えて、ひとつの品種だと収穫が間に合わないことと病気や獣害などのリスク分散の為にこのスタイルを取っていること、
そしてブレンドならではの面白さを表現したいと考えてらっしゃいます(^O^)
畑の広さは2.3haで実際植えているのは1.7ha、
隣りに別の人の畑があるので農薬などがこちらに掛かってこないように離して植えているからという理由でこの栽培面積なのだそうです(^-^)
畑は風の通りが非常にいい平らな畑で、病気対策にはいいですが、強風が吹くと倒れてしまうので、そこに気を付けなければいけないのだとか。
風で枝が傾くと葉がボロボロになったり、蔦が絡まって取るのが大変になったり、葉が密集して風通しが悪くなって病気が出やすくなるのでクリップで各木の間を止めて傾き過ぎないように心掛けています(*^-^*)
樹齢が高くなれば木自体がしっかりしてくるので多少の風では傾かなくなるそうです(・∀・)
花ぶるい(ブドウの花が開花したものの短期間で多く落花してしまって、一房につく実の数が減る、もしくは房全体が落下する現象のこと)の話では、なってしまうと収量は減りますが実が密集しすぎない分、風通しが良くなって病気にはなりにくくなりますし、凝縮感も出るのでやはりある程度した方がいいとのこと(^O^)
花が咲くのが早い品種ほど花ぶるいが起こる傾向にあるようで、シャルドネなどは起こりやすいことや
花ぶるい対策の話ではブロワーを使って花かすを落とすことや『ノース・クリーク・ファーム』では今年はまだそこまでの規模ではないので刷毛で丁寧にやっていたことなど、栽培家同士ならではの面白い話を色々と聞くことができました(*´▽`*)
獣害の話ではアライグマが出た形跡があるとのことでしたが、『ヴェレゾン(ブドウが緑から黒へと変わる過渡期のこと)』も終盤で甘みも増してきているブドウもありましたが、『ル・レーヴ・ワイナリー』の『本間裕康』さん曰くまだまだ全然食べられる心配はないとのこと(・∀・)
獣はピノ・ノワールが好きな傾向があると色々なワイナリーでも聞いていたのと今回食べさせていただいた感じ結構糖度もあって甘かったのでこれでも大丈夫なんですか?とお聞きしたところ、獣は酸を嫌うので甘みがあっても酸もまだしっかりあるので、この状態ならまだ獣は食べないそうで、これは初耳でした(*‘∀‘)
ル・レーヴ・ワイナリー』ではドルンフェルダーも栽培しているのですが、ドルンフェルダーは酸があまりなくて甘みがしっかりあるので、真っ先に被害に合うそうで、それが逆に指針になっていてドルンフェルダーが食べられ始めたら獣対策の電柵を張るのだとか。
途中でみなさんは仕事があるので帰られましたが、
鈴木さんご夫妻にピノ・ノワール、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ケルナー、リースリング、そして仁木町では珍しいメルローなども見せていただき、それぞれのブドウも食べさせていただきましたが、やはりこうやって食べ比べると味の違いが分かってめっちゃ面白かったです(*´∀`)♪
そしてこの『ノース・クリーク・ファーム』は元々川原だったこともあって砂利の土壌に一枚の畑の中でも場所によって表土の量や質が違っているので、ブドウの成長にも差があるとのこと(*’▽’)
場所によっては10日雨が降らないと根の周りが乾いてしまって若木の内は水をあげないと枯れてしまうくらい水捌けが良いそう(^-^)
また、日本の土壌では珍しくアルカリ性の土壌でpHが7.5もあるとのこと(・∀・)
通常は3くらいで、石灰とかを入れて5~6に上げるところがあるくらいなのですが、元々前の畑の所有者が貝殻を継続して撒いていたそうで、それもあってか塩分も少し感じるとのことで、これだけ土壌が違うので面白いブドウが造れるのではないかと考えてらっしゃいました(*^O^*)
現段階ではメルローが非常に生育が良いそうで、リースリングもかなり良いのだとか(^-^♪
逆にケルナーは病気にも弱くて栽培に苦労されているそう。
現在非常に大きな倉庫があるのですが、この広さのワイナリーは大きすぎてお金もかかってしまうので取り壊してワイナリーを立てる予定です(*´▽`*)
北海道の農地は土地代だけで家や倉庫や農業機械がそのまま付いてくるのが一般的で、さらに一反いくらと地域で固定で値段が決められているので、あくまでも土地の値段だけで建物が付いたから幾らか増すということはないそう(・∀・)
『鈴木正光』さんは静岡県浜松市出身ということで僕も浜松(ってゆーか静岡県)に詳しいのでそんな話で盛り上がったり、『鈴木正光』さんと『鈴木綾子』さんは神奈川県で仕事をしていたのですが、ワイン造りがしたくてこの仁木町に移住してきたとのこと(^▽^)
現在シェパードを飼っていてドッグランを作っている最中で、こういうことができるのも田舎ならではで非常に素敵だなと思いました(*´ω`*)
畑作業でお忙しい中、今回見せていただいたブドウで仕込んで来年初リリースされるワインが非常に楽しみですし、お二人の人柄もとても素敵でここでも色々なご縁を感じる素晴らしい時間を過ごせました(*^▽^*)
★ノース・クリーク・ファーム
北海道余市郡仁木町西町11丁目10
同じ仁木町にあるブドウ栽培やワイン造りもされている蕎麦屋『ナリタヤ』の『成田真奈美』さん『成田和仁』さんご夫妻に車で連れて行っていただき、『ノース・クリーク・ファーム』に到着(・∀・)ノ
北海道の農地は土地代だけで家や倉庫や農業機械がそのまま付いてくるのが一般的で、さらに一反いくらと地域で固定で値段が決められているので、あくまでも土地の値段だけで建物が付いたから幾らか増すということはないそうで、これらの建物も付いた状態で購入したとのこと(*^-^*)
素敵な建物(*’▽’)
着いて電話したら畑にいらっしゃるということで畑に向かったら、つい先ほど訪れてお世話になった『ル・レーヴ・ワイナリー』の代表『本間裕康』さんがいらして思わぬ偶然に笑ってしまいました(*^▽^*)
『ノース・クリーク・ファーム』の代表『鈴木正光』さんと『鈴木綾子』さんご夫妻(*´∀`)♪
『鈴木正光』さんは岩見沢市にある『10Rワイナリー』で2年間醸造の研修を受けたほか、長野県の『千曲川ワインアカデミー』も出た経歴を持ってらっしゃいます(・∀・)
ル・レーヴ・ワイナリー』の代表『本間裕康』さんと『ナリタヤ』の『成田真奈美』さん『成田和仁』さんご夫妻(*^O^*)
栽培家がこれだけ揃うと会話の内容がより専門的でソムリエや飲み手視点ではない話を聞くことができて本当に面白いです(*´ω`*)
樹齢1年から3年目の木が植えられたブドウ畑(^-^♪
ナリタヤ』も『ノース・クリーク・ファーム』も『ル・レーヴ・ワイナリー』で委託醸造されているんです(*^-^*)
花ぶるい対策(ブドウの花が開花したものの短期間で多く落花してしまって、一房につく実の数が減る、もしくは房全体が落下する現象のこと)の話ではブロワーを使って花かすを落とすことや本間さん方式のお話を聞けました(*´▽`*)
2つの区画の畑があり、栽培されている品種はゲヴュルツトラミネール、ケルナー、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、リースリング、
もう一つの畑ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、メルローを植えられています(^▽^)
栽培品種が多いのは最悪ご夫婦2人で収穫しないといけないことを考えて、ひとつの品種だと収穫が間に合わないことと病気や獣害などのリスク分散の為にこのスタイルを取っていること、
そしてブレンドならではの面白さを表現したいと考えてらっしゃいます(^O^)
畑の広さは2.3haで実際植えているのは1.7ha、
隣りに別の人の畑があるので農薬などがこちらに掛かってこないように離して植えているからという理由でこの栽培面積なのだそうです(^-^)
『鈴木正光』さんと『鈴木綾子』さんご夫妻を先頭にみんなで畑見学(*´∀`)♪
ピノ・ノワールはクローン(品種の細分化)の種類が多いことや土壌、日照などのこともありますが、各畑でピノ・ノワールの生育の違いを見るのも楽しいです(*^O^*)
ピノ・ノワールを食べさせていただきました(*‘ω‘ *)
畑は風の通りが非常にいい平らな畑で、病気対策にはいいですが、強風が吹くと倒れてしまうので、そこに気を付けなければいけないのだとか。
風で枝が傾くと葉がボロボロになったり、蔦が絡まって取るのが大変になったり、葉が密集して風通しが悪くなって病気が出やすくなるのでクリップで各木の間を止めて傾き過ぎないように心掛けています(*^-^*)
樹齢が高くなれば木自体がしっかりしてくるので多少の風では傾かなくなるそうです(・∀・)
獣害の話ではアライグマが出た形跡があるとのことでしたが、『ヴェレゾン(ブドウが緑から黒へと変わる過渡期のこと)』も終盤で甘みも増してきているブドウもありましたが、『ル・レーヴ・ワイナリー』の『本間裕康』さん曰くまだまだ全然食べられる心配はないとのこと(・∀・)
獣はピノ・ノワールが好きな傾向があると色々なワイナリーでも聞いていたのと今回食べさせていただいた感じ結構糖度もあって甘かったのでこれでも大丈夫なんですか?とお聞きしたところ、獣は酸を嫌うので甘みがあっても酸もまだしっかりあるので、この状態ならまだ獣は食べないそうで、これは初耳でした(*‘∀‘)
ル・レーヴ・ワイナリー』ではドルンフェルダーも栽培しているのですが、ドルンフェルダーは酸があまりなくて甘みがしっかりあるので、真っ先に被害に合うそうで、それが逆に指針になっていてドルンフェルダーが食べられ始めたら獣対策の電柵を張るのだとか。
ここからケルナーの区画で、ケルナーは病気に弱く栽培が大変なのだとか。
ケルナーの畑(*^-^*)
列によっても生育スピードが全然違いますΣ(・ω・ノ)ノ!
ケルナーも食べさせていただきました(*^O^*)
晩熟品種なので思ったよりは甘みはありましたがまだまだ酸味が強かったです(*‘∀‘)
日本の土壌では珍しくアルカリ性の土壌でpHが7.5もあるとのこと(・∀・)
通常は3くらいで、石灰とかを入れて5~6に上げるところがあるくらいなのですが、元々前の畑の所有者が貝殻を継続して撒いていたそうで、そのせいか塩分も少し感じるとのことで、これだけ土壌が違うので面白いブドウが造れるのではないかと考えてらっしゃいました(*^O^*)
『ノース・クリーク・ファーム』は元々川原だったこともあって砂利の土壌に一枚の畑の中でも場所によって表土の量や質が違っているので、ブドウの成長にも差があるとのこと(*’▽’)
場所によっては10日雨が降らないと根の周りが乾いてしまって若木の内は水をあげないと枯れてしまうくらい水捌けが良いそう(^-^)
ゲヴュルツトラミネール(*’▽’)
ゲヴュルツトラミネールも食べさせていただきましたが、やはり品種の特徴であるライチのニュアンスを感じることができました(*´∀`)♪
試験的に一列だけ植えられたリースリング(^-^♪
現状ではリースリングの生育も良いそうで、ケルナーよりのリースリングメインでも良かったかもと仰っていました(*´ω`*)
『鈴木正光』さんは静岡県浜松市出身ということで僕も浜松(ってゆーか静岡県)に詳しいのでそんな話で盛り上がったり、『鈴木正光』さんと『鈴木綾子』さんは神奈川県で仕事をしていたのですが、ワイン造りがしたくてこの仁木町に移住してきたとのこと(^▽^)
ピノ・グリ(*^-^*)
『ヴェレゾン(ブドウが緑から黒へと変わる過渡期のこと。ピノ・グリはグレーになります)』も始まっていました(*´▽`*)
ピノ・グリも食べさせていただきましたがやはりまだ早いですね(^-^)
そして勉強の為に全然青いピノ・グリも食べさせていただきましたが、こっちはすっぱかったです(・∀・)
この大きな倉庫がある場所をワイナリーにする予定ですが、大きすぎてお金もかかってしまうので取り壊して新しく立てる予定です(*´▽`*)
ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、メルローを植えられている畑(^▽^)
こちらの方が土壌が良くて育ちが良いとのこと(*’▽’)
2年目のメルローが驚くほど育っていました(*‘∀‘)
どこまで育つのか試験的に伸ばしているそうです(*^-^*)
廃材なども使って造ったドッグラン(*´∀`)♪
現在シェパードを飼っていて、こういうことができるのも田舎ならではで非常に素敵だなと思いました(*´ω`*)
犬もさぞ幸せなことでしょう(*´▽`*)
『鈴木正光』さんと『鈴木綾子』さんご夫妻をパシャリ!(*^▽^*)
僕もそれぞれ記念撮影していただきました(*^▽^*)
畑作業のお忙しい中、丁寧に案内していただいてとても感謝しておりますし、お二人の人柄 も素敵でワインが出来るのが非常に楽しみです(*^▽^*)

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