花輪ばやし 1日目

祭り

絢爛豪華な10の屋台が夜の闇を光々と照らし、勇壮かつ躍動感溢れる囃子が早朝まで二日間夜通し続く『日本三大囃子』のひとつで秋田県鹿角市花輪で毎年8月19、20日に開かれる『幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)』の例祭『花輪ばやし』。

平成26年3月10日に「花輪祭の屋台行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されており、平成28年11月30日には「山・鉾・屋台行事」33件のうちの1件として『ユネスコ無形文化遺産』に登録されているこの祭りは”新町”、”六日町”、”旭町”、”大町”、”谷地田町”、”船場町”、”船場元町”、”新田町”、”横丁”、”組丁”の10の町の屋台からなり、2日間昼夜ほぼぶっ通しで行われる全国屈指のハードな祭りながら本当に楽しいこのお祭りに今年も参加させていただきました(*^▽^*)

20時から21時頃に鹿角花輪駅前に10の屋台が一堂に揃い、各屋台が激しくお囃子合戦と審査が行われ一位から六位までがその場で発表され、その後は全町の代表たちが円陣を組んで”サンサ”を行うこの一連の”駅前行事”が一番の見所ですが、その他にも”新町”、”大町”、”旭町”による町境での三町三つ巴のお囃子合戦も素晴らしい見所の一つです(*´∀`)♪

屋台は”腰抜け屋台”と呼ばれ、囃子の太鼓は屋台のスピードに合わせて歩きながら叩くのが特徴で今年も叩かせていただきました(^o^)v

またこの祭りは提灯で先導する「取締」「外交」を筆頭に、折り目正しい運行がなされ、各町内とのやりとりの際では外交が提灯を頭上に掲げながらするのが鉄則で、時には体をぶつけ合って激しくやりとりすることもあります(^-^)

さらに各町内を通過する際には、その都度運行を止め会所に挨拶をし、その町内へ向けて演奏するのが習わしです(^^)

提灯も神聖なもので、その都度確認し、了承を得てからでないと地面に置くことを許されません。

“駅前行事”が終わり、一旦各町へ引き上げてから23時半にこの祭りのメイン、神様に挨拶して町内に引き上げる”朝詰”の出陣式が行われ、それから再び各町の屋台と合流し、再び見所のひとつである”新町”、”大町”、”旭町”の三町でぶつかる手前まで近付いて繰り広げる迫力あるお囃子合戦が繰り広げられ、
そして”朝詰”一番の見所のひとつである”稲村橋”に10の屋台が一同に並んでから、最後は一番の重要な神事である町へ降りてきた神様のもとにお参りをする”枡形行事”へと向かいます(^-^)

今年は途中雨が降ってきましたが、そんなものは関係なく祭りは進行していきます(^^)d

雨の中囃子が一旦止み、厳粛な雰囲気の中で神様に手を合わせて参拝し、その後神様に奉納する”枡形サンサ”も行われ、町に戻って朝6時過ぎ頃に祭り一日目終了しました(*´-`)

豪華絢爛な10町の屋台がお囃子合戦を行いながら鹿角花輪駅前に一同に揃う”駅前行事”はこの祭り一番のハイライトです(*^▽^*)

鹿角花輪駅前に10の屋台が揃いお囃子合戦が行われたあとは、いったんお囃子が止み、審査発表の後、円陣を組んで「さーんさーんさんとせ!おささのさんとせ!よいよいよーい!」の掛け声で”サンサ”が行われます(’-’*)♪

各町が鹿角花輪駅前でお囃子合戦を行ってる様子です(*´∀`)♪

屋台を激しく動かしながらお囃子も負けじと激しくなります(*^-^*)

出陣式の様子です♪

“新町”、”大町”、”旭町”の三町によるお囃子合戦も迫力満点!

提灯も神聖なものなので他の町の提灯をうっかり蹴ってしまったり倒したりすると喧嘩になってしまいますので最新の注意が必要なのです…

朝方、神様のもとでこれから”駅前行事”と同じく”サンサ”が行われます(*´-`)

屋台の下はこのようになっていて、歩きながら太鼓を叩きます(^o^)v

出陣前の準備(^^)

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