京都市伏見区にある『城南宮』へ雨に濡れた藤とツツジの花巡りに行ってきました♪
都の守護と国の安泰を願って平安遷都の際に京都の南に創建された『城南宮』は引越、工事、家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれているほか、家庭円満や厄除や安全祈願、また車のお祓いに全国から訪れます(・∀・)
また、新政府軍と幕府軍が戦った日本近代史上最大の内戦『戊辰戦争』の幕開けとなった『鳥羽・伏見の戦い』が始まった場所で薩摩藩が勝利の御礼参りに訪れたことでも有名です(^-^)
『城南宮』の神苑『楽水苑』は、『源氏物語』に描かれた約80種類の草木が植栽されていることから「源氏物語花の庭」として親しまれ、四季を通じて様々な花や紅葉に彩られる庭園(*´▽`*)
これは『源氏物語』の主人公『光源氏』が四季の庭を備えた大邸宅『六条院』を造り、季節の移り変わりを愛で様々な遊びを行ったことを『白河上皇』が触発されて、院政の拠点となる『城南離宮』の造営に取り組んだと言われていることにちなんでいます(^▽^)
とゆー事で、これもある意味聖地巡礼か?(あいにく『光る君へ』まだ見てはおりませんが)( ̄▽ ̄)
庭園は全て『金閣寺』や『天龍寺』など京都の古庭園の調査、保護、修理事業に始まり、島根県『足立美術館庭園』やアメリカ『ボストン美術館天心園』をはじめとした国内外に300もの庭園を作った「昭和の小堀遠州」と讃えられた造園家『中根金作』によるもの(・∀・)
『楽水苑』の『室町の庭』と『桃山の庭』が『中根金作』が造園家として最初に手掛けた庭園で、その後『平安の庭』と『春の山』を、更に晩年に『城南離宮の庭』と生涯をかけて『城南宮』の『神苑』の作庭に携わりました(*’▽’)
そんな見事なお庭を小雨降る中散策し、ツツジも藤も思ったより少しだけ早かったですが、それでも美しく咲き誇る花を愛でて穏やかなひと時を楽しみました(*^▽^*)
★城南宮
〒612-8459 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
アクセス 地下鉄・烏丸線 竹田駅から徒歩約15分
小雨降る中『城南宮』に到着(・∀・)ノ
『城南宮』の歴史が書かれた看板(*‘ω‘ *)
新政府軍と幕府軍が戦った日本近代史上最大の内戦『戊辰戦争』の幕開けとなった『鳥羽・伏見の戦い』が始まった場所で薩摩藩が勝利の御礼参りに訪れたことでも有名です(^-^)
近くのバス停の時刻表もあるので、散策時間の計画が立てやすくて助かります(*^-^*)
『城南宮社務所』(・∀・)
境内にある小さなお社は摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)と言いますが、その中のひとつ『真幡寸(まはたぎ)神社』(・∀・)
摂社・末社のひとつで天永2年(1111年)にこの地に勧請された『芹川神社』(・∀・)
学問や和歌の神様である『菅原道真』が祀られていて、幕末に京都や伏見の人々が石の鳥居や多数の和歌を奉納しており、広範な信仰が伺えます(^-^)
都の守護と国の安泰を願って、平安遷都の際に京都の南に創建された『城南宮』は引越、工事、家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれているほか、家庭円満や厄除や安全祈願、また車のお祓いに全国から訪れます(・∀・)
『神苑』に入ると鮮やかな新緑が目に飛び込んできました(*’▽’)
非常に多くの花が植えられていて、名前や紹介の看板があるのも素敵です(*^-^*)
椿、枝垂れ梅、ミツバツツジなど、春の草木が次々と花開く庭園『春の山』(*^-^*)
『白河上皇』は『城南離宮』を築く際に『源氏物語』に描かれた『光源氏』の四季の庭を備えた『六条院』をモデルにしたといわれています(・∀・)
因みに『春の山』と対を成す『秋の山』が国道を隔てた西側に広がる『白河上皇』、『鳥羽上皇』が造営し、その後『後白河天皇』、『後鳥羽天皇』と4代続けて院政を行った史蹟『鳥羽離宮跡公園』内にあります(・∀・)
竹林(・∀・)
『本殿』の周りをツツジが鮮やかに彩っていました(*^▽^*)
平安時代の貴族の邸宅『寝殿造り』の庭をモデルにした『平安の庭』(*^-^*)
初夏からは生気あふれる新緑が眩しく、秋に差し掛かると紅葉が見事で、初夏から晩秋にかけて見応えのあるお庭です(*’▽’)
『曲水の宴』とは平安時代に流行した水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌を披講するという行事(*‘ω‘ *)
遣水とは池に水を引き入れるための水路(・∀・)
毎年4月29日に平安装束を身にまとった歌人が歌を詠む貴族の風雅な遊びを再現した優美な行事『曲水の宴』が行われ、この日、神苑『楽水苑』は無料公開されるそう(*´ω`*)
ツツジや藤の花咲く今に時期が特に美しい池泉回遊式庭園でその名の通り室町時代の様式で造られた『室町の庭』(*^-^*)
4月の桜、5月のツツジの時期が特に見ごたえのある『桃山の庭』(*^-^*)
ツツジと藤の共演(*´▽`*)
藤棚に近づくと甘い良い香りが鼻をくすぐります(*´ω`*)
『城南宮』一帯が最も華やかだった平安時代後期の様子を表す枯山水庭園『城南離宮の庭』(*^-^*)
因みに庭園は全て『金閣寺』や『天龍寺』など京都の古庭園の調査、保護、修理事業に始まり、島根県『足立美術館庭園』やアメリカ『ボストン美術館天心園』をはじめとした国内外に300もの庭園を作った「昭和の小堀遠州」と讃えられた造園家『中根金作』によるもの(・∀・)
『楽水苑』の『室町の庭』と『桃山の庭』が『中根金作』が造園家として最初に手掛けた庭園で、その後『平安の庭』と『春の山』を、更に晩年に『城南離宮の庭』と生涯をかけて『城南宮』の『神苑』の作庭に携わりました(*’▽’)
小雨の中、美しく咲き誇る花と見事なお庭を愛でて穏やかなひと時を楽しみました(*^▽^*)
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