『帝国ホテル東京』で開かれた『長野ワインフェス in 東京 2020』へ行ってきました♪
長野県のワイナリー、ヴィンヤード31社が参加し、各ワイナリーがそれぞれフラッグシップとなるワインを筆頭に、店頭ではなかなか購入できない人気のワインや、開業前の委託醸造で造られているワイン、試験醸造の段階で市販されていないワインなど、希少なワインを含む約90種を楽しめる一大ワインイベントです(*^-^*)
おかげさまで長野県のワイナリーは知った人も多く、特に今回は久しぶりにお会いできる人もいるだろうとこの日を楽しみにしておりました(’-’*)♪
個人的主観ですが、数年前までは日本ワインは白ワインはともかく、赤ワインは世界のワインと比べて正直劣っているワインの方が圧倒的に多かったですが、昨今の日本ワインは白も赤も本当に飛躍的にレベルが上がっていて、今回もその多くのレベルの高いワインに舌鼓を打ちました(*´∀`)♪
白ワインなら”シャルドネ”は元より”ソーヴィニヨン・ブラン”は今や長野県は本当に美味しいと思うワインが増えましたし、”竜眼”も新しい可能性を感じるワインが続々出てきているように思います(*^O^*)
赤ワインも”ピノ・ノワール”や”シラー”は長野県も素晴らしいものが出てきていますし、”メルロー”のワインもステンレスタンクはもちろん、樽の利いたワインも美味しいと心底思うワインがどんどん増えてきていると思っています(*´∇`*)
その他イタリア品種を手掛けるワイナリーもあり、そのバリエーションの豊かさにも驚かされます(*^-^*)
今回は自分の持論をつらつら書きますが、よくフランスワインと比較して日本ワインは劣ると言われる方も多いかと思います。
“ピノ・ノワール”なら『ヴォギュエ』や『アルマン・ルソー』、”シャルドネ”なら『ルフレーヴ』や『コシュ・デュリ』などをはじめとしたトップドメーヌ、
ボルドーなら格付けグランヴァンと比較した時、そりゃ基本的にはフランスワインの方が深みもあるし美味しいですよ!
だって値段が全然違うもの。
でも、日本ワインの中心的価格の2000円台、3000円台のワインならフランスならブルゴーニュ、ボルドーならクリュ・ブルジョワクラス、
“メルロ”に関しては例えばイタリアワインでもこの価格帯で凄く美味しいものってそんなには出会わないと思ってますし、客観的に見てもヨーロッパのワインと比べてかなり遜色のないものが個人的には多くあると思ってます(^o^)v
そして赤のスパークリングも『アルプス』の”ブラッククイーン”、『ル・ミリュウ』の”メルロー”、『カンティーナ・リエゾー』の”サンジョベーゼ”など、僕の中で今回は面白いものが多く印象的でした(*´∇`*)
★参加ワイナリー
アルプス、井筒ワイン、サンサンワイナリー、サントリー塩尻ワイナリー、信濃ワイン、ドメーヌ・スリエ、林農園、ノーザン アルプス ヴィンヤード、あづみアップルワイナリー、安曇野ワイナリー、 ル・ミリュウ、大和葡萄酒 四賀ワイナリー、大池ワイン、たかやしろファーム、サンクゼールワイナリー 、カンティーナ・リエゾー、信州たかやまワイナリー、楠わいなりー、⻄飯田酒造店、坂城葡萄酒醸造 、シャトー・メルシャン椀子ワイナリー、アルカンヴィーニュ、ヴィラデストワイナリー、496(シクロ)ワイナリー、ナゴミヴィンヤーズ、はすみふぁーむ、リュードヴァン、アンワイナリー、ベリービーズワイナリー、ジオヒルズワイナリー、マンズワイン小諸ワイナリー、たてしなップル、サッポログランポレール
『日本のワインを愛する会』ももちろん参加(^-^)/
副会長の『髭男爵・ひぐち君』、『2018年・ミス・ワイン』の『宮坂佳奈』ちゃん、『 ル・ミリュウ』の代表で醸造家の『塩瀬豪』さんたちと(*^-^*)
『長野ワインフェス in 東京 2020』は業者向けの1部と一般の2部に分かれていて、こう見えてもちゃんとソムリエなもので、業者向けの1部での参加でしたが、非常に大勢の業者の方がいらしていました(^-^)
まずはご挨拶から(^o^)
塩尻市『信濃ワイン』の『橋詰正嗣』さん(*^-^*)
こちらもボルドーブレンドのワインはとてもレベルが高く、長期熟成に耐えうるワインも多くあります(’-’*)♪
信州高山村の『カンティーナ・リエゾー』のオーナー『湯本康之』さんと奥様の『湯本理絵』さん(^o^)
久しぶりにお会いできて嬉しかったです(*^-^*)
こちらのワイナリーは湯本さん夫妻がイタリアでワイン造りに携わったこともあり、”サンジョベーゼ”や”バルベーラ”はじめ、イタリア品種の栽培にも力を入れています(^-^)
名前のカンティーナもイタリア語でワイン貯蔵庫の意味です(^o^)
信州高山村『信州たかやまワイナリー』の醸造責任者『鷹野永一』さんも久しぶりにお会いできて嬉しかったです(’-’*)♪
総合的にとてもレベルの高いワインを造られています(^-^)v
特にソーヴィニヨン・ブランは秀逸です(*^-^*)
共に東御市『ヴィラデストワイナリー』と『アルカンヴィーニュ』の社長で栽培醸造責任者の『小西超』さん(*^-^*)
コストパフォーマンスに優れた『アルカンヴィーニュ』のワイン(*´-`)
こちらは『ヴィラデストワイナリー』(^-^)
去年の『ヴィラデストワイナリー祭り』の時にはまだ発売されていなかったですが、その時にひと足早く飲ませていただいた『タザワ・メルロー』も(^o^)
こちらのワインは白も赤も総じて酸の利かせ方が絶妙でとてもバランスの良いワインに仕上がったものが多いです(’-’*)♪
安曇野池田『サッポログランポレール』の『高久勝典』さん(^-^)
『日本のワインを愛する会』のボードメンバーでもあります(*´∀`)♪
『安曇野池田・ピノ・ノワール』が『余市・ピノ・ノワール』と全然違ったタイプの味わいですが、この『安曇野池田・ピノ・ノワール』も本当に美味しいです(*´∀`)♪
また長野県はシラーも秀逸なワインが増えてきましたが、こちらの『安曇野池田・シラー』はその筆頭だと思います(*´∇`*)
安曇野市『 ル・ミリュウ』の代表で醸造家の『塩瀬豪』さんと副代表でソムリエでもある醸造家『齋藤翔』さん(^-^)
こちらも久しぶりにお会いできて嬉しかったです(’-’*)♪
こちらの『ポラリス・竜眼・オレンジワイン』は初めて飲んだとき色々と衝撃的で今でもその時のことを覚えています(*´-`)
また瓶内二次発酵で造られた『ハートビート・メルロー・スパークリング』が”メルロー”らしさをしっかり感じながらスパークリングによる渋みを抑えた爽快感を持ち合わせていてこちらも美味しかったです(*^O^*)
シードル『スパークジョイ』もスッキリした辛口でとても美味しいんです(^o^)v
塩尻市『ベリービーズワイナリー』の社長『川上真潔』さんと奥様(’-’*)♪
新しいワイン2種類(^-^)
『メルロー・カベルネフラン 2018年』はとてもしっかりと樽が利いていて、どっしりした質の良いボルドー右岸的な飲みやすさで美味しかったです(*^-^*)
『メルロー・アルモノワール 2018年』も程よい樽香と”アルモノワール”による独特の複雑さがあってこちらも美味しかったです(*´∀`)♪
塩尻市『ドメーヌ・スリエ』の取締役『高山秀士』さん(^-^)
日本で唯一醸造免許を持つ高校でレベルの高いワインを造り、入手困難なことで有名な『塩尻志学館高等学校』で長年栽培醸造講師を務めていた方です(’-’*)♪
白ワインは”ナイアガラ”を使用(^o^)
香りは思いっきり”ナイアガラ”のフォクシーフレーバーですが、味わいは非常にドライですっきりしていて香りと味わいのギャップがある面白くも美味しいワインです(*´∇`*)
飯綱町『サンクゼールワイナリー 』(^-^)
『長野ルージュ 2016年』もさることながら、2種類のロゼも美味しかったです(’-’*)♪
和食と相性良さそうでした(^o^)v
塩尻市『サンサンワイナリー』の『武藤聡』さん(^-^)
こちらの『サンサン・ナイアガラ 2018年』は信じられないくらいコスパが高く、
また『サンサンエステート・柿沢メルロ・セクションA 2017年』は『日本ワインコンクール』で銅賞受賞ワインです(*^-^*)
坂城町『坂城葡萄酒醸造』の社長『成澤篤人』さん(^-^)
少なくとも僕がお見かけしたときは飲んでばかりだったよーな…(笑)
猫のラベルが可愛くて特徴的(^-^)
ラベルに描かれている人物は社長の『成澤篤人』さんはじめ全員ワイナリーの人っていうことをこの時初めて知りました( ゜o゜)
もちろんどのレベルの高いワインですし、シードルも美味しかったです(*^O^*)
東御市『はすみふぁーむ』(^-^)
『信州の甲州 2018年』は比較的珍しい長野県産の”甲州”を使用し、とても厚みのある複雑な味わいとしっかりとした酸が特徴でとても美味しいです(*´∀`)♪
大町市『ノーザン アルプス ヴィンヤード』(^-^)
“カベルネフラン”と”メルロ”を50%ずつのセパージュに樽熟成させた『ワルツ 2018年』は双方の良さが出ていて、共に2019年ヴィンテージの『サリュー!』、『メルシー』も美味しかったです(’-’*)♪
上田市『シャトー・メルシャン椀子ワイナリー』のレベルの高さはもはや説明不要な気がしますね(^o^)
2019年9月21日のワイナリーのオープニングイベントにも行かせていただきました(^-^)v
漫画『神の雫』にも取り上げられた東御市『496(シクロ)ワイナリー』(^-^)
自社、初醸造の『パシュート・ソーヴィヨン・ブラン 2019年』、とても香りも良くて美味しかったです(*´∇`*)
感想を投票シールで評価して欲しいとのことでしたので、素直に美味しいにシールを貼らせていただきました(^-^)/
リリースが楽しみです(^o^)
小諸市『マンズワイン小諸ワイナリー』のプレミアムシリーズ『ソラリス』も一堂に揃っていました(*^▽^*)
こちらも説明不要のハイレベルなワインですね(*´∇`*)
立科町『たてしなップル』(^-^)
特にサーバーから注がれた辛口のシードルは個人的に好みでしたし、『アップルブランデー』も美味しかったです(*´∀`)♪
“長野県原産地呼称管理委員会認定”の塩尻市『アルプス』のフラッグシップとなるワイン『ミュゼドゥヴァン』もずらりと揃っていました(*´-`)
1933年(昭和8年)創業、塩尻でも早くからヨーロッパ系品種の栽培に成功した塩尻市『井筒ワイン』も安定したレベルの高さです(*^-^*)
1911年(明治44年)創業の老舗ワイナリー、塩尻市『林農園』の『五一わいん』もレベルが高いワインばかりです(*^O^*)
安曇野市『あづみアップルワイナリー』のワインもどれもコスパが高い素晴らしいワインばかりです(’-’*)♪
信州山形村『大池ワイン』(^-^)
祖父から受け継いだ”ヤマ・ソーヴィニヨン”の畑から醸造、樽熟成した『紫風の里・樽熟成 2017年』ほか、ラベルがオシャレな”シャルドネ”、”ソーヴィニヨン・ブラン”、”メルロ”そしてシードル、どれも美味しかったです(*´∀`)♪
中野市『たかやしろファーム』は山ブドウの品種”行者の水”と”メルロ”を使った『たかやしろの雫』や”カベルネフラン”、”ヴィオニエ”といった日本では珍しいブドウを100%使ったり、変わったブレンドをしたりと個性的なワインが数多くあり、これがまた美味しく、日本ワインの可能性をさらに感じることができました(*´-`)
東御市『ナゴミヴィンヤーズ』のワインは野生酵母による発酵と無濾過でボトリングすることを得意とするワイナリーです(^o^)
東御市『リュードヴァン』の『ドゥー・ローブ・ヴィオレット 2018年』と『ピノ・ノワール 2018年』などのフラッグシップワインも楽しめました(*^-^*)
大盛況の会場(^o^)
イベント終了直後に『ヴィラデストワイナリー』と『アルカンヴィーニュ』のオーナーでエッセイストで画家の『玉村豊男』にお会いできて記念撮影(*^▽^*)
『2018年・ミス・ワイン』の『宮坂佳奈』ちゃんと『日本ワインに首ったけ』著者『しどせんしゅう』さん(*^-^*)
長野ワインの紹介が入口に飾られていました(^-^)
写真の撮り忘れなどもあるかもしれませんが、一通り長野ワインを楽しむことができて、素晴らしい時間を過ごせました(*^▽^*)
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