桜彩る雅な犬山祭 愛知県犬山市

桜 旅行

山は笑い、花信風が頬を撫でていく穏やかな日。

満開の桜は薄紅色に美しく、山の頂にはお城、その下の桜並木を江戸時代から続く古風な車山(やま)が子供の奏でるお囃子を響かせながら練り歩く。

春の色と錦絵を思わせる車山の連なる様は風情に富んでいて、その情緒にただただ魅了された。

国宝『犬山城』の麓に鎮座し、1635年から始まる『針綱神社』の春季祭礼『犬山祭』。

満開の桜と蒼天との対比は素晴らしく、城下町も見事な趣(’-’*)♪

春色に彩られた愛知は犬山市を代表する絢爛豪華なこの祭りは本当に素晴らしい風情です(*^-^*)

『ユネスコ無形文化遺産』にも指定されているこの祭りは毎年4月最初の土曜日に”試楽祭(しんがくさい)”、日曜日に”本楽祭(ほんがくさい)”が行われ、一日目は前半に、二日目は後半に行ってきました(^-^)v

13両の豪華絢爛な車山が古い町並みととりわけ桜並木を巡航していく様はなかなか他の祭りでは見ることの出来ない風情があり、方向転換の”どんでん”も迫力満点(*^-^*)

初日は『犬山城』を背に13両全てが揃うと祭りが無事行われるように祈祷が行われ、市長や祭りの会長らが挨拶をした後は鏡開き(^o^)

鏡開きには地元犬山の銘酒『東洋自慢』と『小弓鶴』が使われ、その後みんなに振る舞われるので僕もいただきました(^-^)v

『犬山祭』は13両全ての車山が順に”からくり”を披露していくのですが、桜吹雪が”からくり”に華を添えていてそれは見事な舞台のようで、美味しいお酒を片手に”からくり”を楽しみました(*´∀`)♪

“からくり”が終わると車山は二手に分かれ、6輌の車山はそのまま待機し、7輌の車山は犬山駅西口へ移動します(^-^)

移動した車山に付いていきながら屋台や色んなお店に立ち寄って散策を楽しみ、

犬山駅前に揃った壮観な7輌の車山を見てきました(^o^)v

夕方に犬山名物の”味噌田楽”を食べながら町を散策していると、各町を車山や神輿が練り歩いていたり、提灯を付ける準備をしていて、

夜に365個の提灯が灯燈されると”夜車山(よやま)”と呼ばれ、昼とはまた違った幻想的な車山の表情に変わり、灯りの付いた城下町と夜桜との共演は美しく、6両の車山が揃うとその光景は壮観で、解散していく車山の背後にはライトアップされた『犬山城』が情緒を醸し、素晴らしい祭りを十分に楽しむことが出来ました(*^▽^*)

2日目は3町内の練り物が加わり、神社本殿で例祭の神事が行われることと車山が北組と南組がそれぞれ余坂町と外町に分かれる以外は基本的には1日目と同じスケジュールで、この日も昼間の雅な車山と夜の幻想的な車山の勇姿を存分に楽しんで、『犬山祭』を満喫しました(*^▽^*)

★針綱神社

0568-61-0180

https://www.haritsunajinja.com/

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