兵庫県の酒米『山田錦』の特A地区産地のひとつ三木市。
そこに佇む複合施設『山田錦の郷』へ行ってきました♪
酒米の王様『山田錦』を紹介した『山田錦ミュージアム』はもちろん、地元の食材が売られていたり、地元食材をふんだんに使った料理を楽しめる『お食事処・にしき亭』、温泉施設『吉川温泉よかたん』があったりと見所満載の施設ですが、やはり『山田錦』を使った日本酒の販売と立ち飲みが出来るバーが僕的には一番魅力的(^-^)v
バーには『山田錦』特A地区の農家の人が立っていて、上等な日本酒を飲みながら様々な話をしましたが、僕ら日本酒の飲み手も色々と考えさせられることが多く皆さんにも是非知ってほしいと思うことが多々ありました。
僕的には『山田錦』の特A地区の酒米なんてみんなで取り合っていて潤っているものだと思っていましたが、現状は中規模以上の農家ならばやっていけるものの小規模農家は食べていくことも難しいとのこと。
『村米制度』に入ってもらって酒蔵と直接取引できれば一番良いそうですが制度に入っている酒蔵数は少なく、特A地区だからと言って必ずしも特上米になるわけではないし、一番良い出来の見極めは難しく、確率は低いもののいつその取引が突然切られるかということを考えると利益は少なくなるけれど農協を通した方が安定していていいそうで、
農協の力が大きい分、面積はあるのに減反せざるを得ないなど、農家の思うようなやり方や利益を追求するのは難しいらしく、先祖代々の土地や商売を自分の代で絶やすわけにはいかないと思って続けている農家も少なからずいるようで、何だか僕が思っていた現状と違うようでちょっとショックでした…
僕は『山田錦』至上主義ではないですが、やはり幅広いタイプのお酒を造れるのは何だかんだ言っても『山田錦』が一番だと思いますし、その特A地区の農家の人たちにはプライドを持って作って欲しいと思うし、『愛山』を作って欲しいと言う依頼が増えているそうですが、ここでも色々僕が思うことはガンガン言ってしまいました…
ワインで言うならば『ロマネ・コンティ』や『モンラッシェ』に代表される『グラン・クリュ(特級畑)』と同じだと言うのにこのような現状はいかがなものかと…
飲んだお酒は『山田錦の郷・純米吟醸』、『仙介・大吟醸』、『大関・純米大吟醸・十段仕込み』、『播州一献・純米吟醸・愛山・生酒』、『さわやか貴醸酒・華コロンブ・白麹混合仕込み』(^-^)
まぁ何はともあれお互いにどこの銘柄が好きかなどはじめ楽しいお酒の話や地元のことも教えてもらいましたし、有意義な時間を過ごせました(*^-^*)
今回は時間の関係で温泉に行くことができませんでしたが、とても良さそうな温泉で次回訪れた時は必ず入りたいと思いました(*´∀`)♪
★山田錦の郷
0794-76-2401
『山田錦の郷』は様々な施設があって日本酒好きでなくとも楽しめます(’-’*)♪
酒米の王様『山田錦』のことについて様々なことを学べます(^-^)v
行った時期が4月だったからか、鯉のぼりや五月人形などが飾られていて華やかでした(*´∀`)♪
兵庫県の『山田錦』を使った様々な日本酒を飲むことができます(’-’*)♪
もちろん試飲して気に入ったものは買うことも可能です(^o^)v
『吉川温泉よかたん』も温泉好きとしてはとても行きたかったですが今回は叶わず…
次回は絶対入りたいと思います(^-^)/
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