モンガク谷ワイナリー 畑とワイナリー見学 北海道ワインの旅 余市ワイナリー巡り

ワイン

北海道・余市ワイナリー巡りにて、『登醸造』の『小西史明』さんに電話していただき、繋げていただいて登地区にある『モンガク谷ワイナリー』へ行ってきました♪

ワイナリーに着くとまずにゃんこがお出迎え(‘ω’*)

それから物腰が柔らかく優しい口調のオーナーの『木原茂明』さんが出てきてくださって、まずは温かみのある手描きの農園マップを用意してくださっていて簡単に説明していただいてから畑を案内してくださいました(‘-‘*)

この農園マップにはどこに何のぶどう品種が植えられているかや展望スペースや周辺の案内が細かく描かれていてとても素敵(*´∀`*)

家の屋根に大きなスズメバチの巣があって、今まであまり気にしてなかったけれどそろそろ何とかしようと考えていることや自然が豊かなので様々な虫や動物がいるのですが、スズメバチもその中の1つで都会だったらスズメバチの巣があったら大騒ぎするところですが、そんなところも大らかでした(^-^)

まずは斜面を上った区画の畑を見させていただきましたが、遠くに『ニッカウヰスキー・余市蒸溜所』をはじめ余市の町並みと海を望むことができて、聞けば標高は約140m、余市の中では一番高い場所にあり、夏に花火が打ち上がるとここからでも楽しむことができるそうで、素晴らしい絶景が楽しめました(*´▽`)

道路側の下にある畑には『ピノ・ノワール』などが、最初に案内していただいた上の畑には『シャルドネ』、『ピノ・タージュ』、『ソーヴィニヨン・ブラン』、『ピノ・グリ』と続いていて、道路が標高約126mなので標高差は約14m、

2020年の春に新しく植えたばかりの『ピノ・タージュ』もあり、美しい畑が広がっていました(*^^)

ハクビシンやイノシシや鳥など、ぶどう農家にとっての天敵と言える獣がこの辺りでは何かを聞いてみたところ、野うさぎが出るそうですが、それに対しての対策は特にとってなく、致命的な被害は今のところ出てないので自然に任せているとのこと。

羊を飼っていらっしゃるのですが、僕がヤギとかではなく羊を選んだ理由を尋ねたら、木原さんが目指す循環型農業の一環として畜産というのを考えていて、羊が一番手頃で飼いやすいことやこの畑で買うなら羊が一番いいと考えてのこと(^ω^)

有畜循環型農業を志していて、野生酵母でワイン造りを行っていますが、虫なども酵母を運んできてくれるので重要な役割があるとおっしゃっていました(‘-‘*)

それから醸造所を見させていただきましたヽ(´▽`)/

『札幌軟石』で作られたとても素敵な醸造所で、これはこの地にワイナリーを作ろうと決めた時にどうしてもやりたかったことで、長いあいだ探し出会えた築100年近い『札幌軟石』の蔵を移築したもの(*゚▽゚)

こちらのワイナリーは自然の恵みに感謝し、“エコでやさしいワイナリー”として自然環境にも配慮した醸造に取り組んでいるのですが、

その中で『グラヴィティー・フロー・システム』という重力を利用して果汁やワインを移動させる方法を取り入れていて、これはポンプによる移動に比べて衝撃が少なく、極めて優しくぶどうやワインを取り扱えるため、ぶどうの繊細な個性を損なわずにエレガントで特色のあるワイン造りを行うことができ、さらに絞り果汁に対する刺激を少なくすることで繊細な個性を引き出すエコな醸造をされていています(‘-‘*)

また、『フィールドブレンド』という1つの畑に様々なブドウを混植して、そこからワインを造ることもテーマにしていて、

醸造所では『モンガク谷ワイナリー』の最新ヴィンテージ2018年の「栃(とち)」と「栢(はく)」を試飲させていただきながら、様々なことを教えていただき、

『モンガク谷ワイナリー』は白ワインのみを造られていて、『ピノ・ノワール』でも白ワインを造っているのですが、白ワインに拘る理由は家族でぶどうを育ててワインを造っていくにあたって木原さんはどんなワインでも飲まれるのですが、奥さんが赤ワインはあまり好きじゃないということで、もし僕が『ピノ・ノワール』だったら赤ワインを好きじゃないっていう人に赤ワインを造る目的で育てられたらイヤだなと思うので、2人で共通の好みのものを造ろうという風になって、複数の品種を使った白ワインに行き着き、

日本のワインでは北海道岩見沢『クリサワ・ブラン』や栃木県『ココファーム・ワイナリー』の『農民ドライ』などが美味しいと思い、こういった方向性のものが好きなのかなと思って本場のフィールドブレンド系のワインも飲んでみたら、やっぱり自分たちの好みはこれだ!という確信に変わって、じゃあどういうワインを造ろうと考えた時にひとつの骨格として『ピノ・ノワール』を使ってみたかったということ、

2017年ヴィンテージまでは1銘柄のみのリリースでしたが、今後は『シャルドネ』主体のものや『ピノ・タージュ』主体のものと増やしていくのですが、骨格品種を定めてそこからそれ以外の品種を肉付けしていき、野生酵母で無濾過、無清澄で醸していく造り方をされているのが特徴的でした(*´∀`*)

ワインのエチケットも特徴的なのですが、『モンガク谷ワイナリー』のフラッグシップワインには絵本『モチモチの木』に出てくるシンボルツリー「杤」の木が描かれていて、エチケットの絵は娘さんが描かれているものです(*^-^*)

そんなこのワイナリーのテーマにもなっている『モチモチの木』の絵本も置かれていて、

ゆったりした時間が流れるとても素敵なワイナリーでした(*^▽^*)

★モンガク谷ワイナリー

〒046-0002 北海道余市郡余市町登町1984

モンガク谷ワイナリー 公式ウェブサイト
モンガク谷ワイナリーでは、ピノノワール、シャルドネ、ピノグリ、ピノブラン、ソーヴィニヨンブランなど7品種の醸造用ブドウを出来る限り自然に栽培している北海道のワイナリーです。

ワイナリーに着いたらにゃんこがお出迎えしてくれました(^ω^)

素敵なご自宅(´∀`*)

農園マップもとても素敵な感じでまずは大まかに説明を受けてから畑へヽ(・∀・)ノ

遠くに『ニッカウヰスキー・余市蒸溜所』をはじめ余市の町並みと海を望むことができる絶景でした(*^0^*)

たわわに実るぶどう(*´▽`)

素晴らしい眺めを望みながら優しい口調の木原さんに様々なことを教えていただきました(*^-^*)

畑を近くで見させてもらいに( ^∀^)

2020年の今年に新しく植えられた『ピノ・タージュ』(^O^)

綺麗なぶどう畑です(*´∀`)

『フィールドブレンド』という1つの畑に様々なブドウを混植して、それらを混醸でワインを造ることもテーマにしています(‘-‘*)

畑を一通り見させていただいてからは醸造所へ(^O^)

『札幌軟石』で作られたとても素敵な醸造所です(*゚▽゚*)

醸造にはエコな『グラヴィティー・フロー・システム』という重力を利用して果汁やワインを移動させる方法を取り入れていて、

中は1階と地下が吹き抜けになっているところがあって、上からタンクを眺めることもできます(´∀`*)

中は空調が効いていて、北海道といえども夏は空調はいるようです(^^)

窓からぶどう畑を一望した様子(*^^)

床にも暖房が付くようになっているとのこと(^-^)

地下の醸造所へ来ました(´∀`)

『モンガク谷ワイナリー』のワイン「栃(とち)」と「栢(はく)」も試飲させていただきましたヽ(*´∀`)ノ

醸造の説明や『フィールドブレンド』による醸造の拘り、ワイナリーの成り立ちなども教えていただきました(*´▽`)

ワイナリーのテーマにもなっている『モチモチの木』の絵本も置かれていて、

ゆったりした時間が流れるとても素敵なワイナリーでした(*^▽^*)

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