春の伊豆の踊り子の旅 旧天城トンネル~浄蓮の滝~修善寺梅林~修善寺温泉 静岡県

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私は一つの期待に胸をときめかして道を急いでいるのだった。そのうちに大粒の雨が私を打ち始めた。折れ曲がった急な坂道を駆け登った。ようやく峠の北口の茶屋にたどり着いてほっとすると同時に、私はその入口で立ちすくんでしまった。あまりに期待がみごとに的中したからである。そこに旅芸人の一行が休んでいたのだ。
突っ立っている私を見た踊子がすぐに自分の座布団をはずして、裏返しにそばに置いた。
「ええ・・・・。」とだけ言って、私はその上に腰をおろした。坂道を走った息切れと驚きとで、「ありがとう。」という言葉が喉にひっかかって出なかったのだ。
踊子とま近に向かい合ったので、私はあわてて袂から煙草を取り出した。踊子がまだ連れの女の前の煙草盆を引き寄せて私に近くしてくれた。やっぱり私は黙っていた。
…などど雨が降ることもなく、空は快晴の中、大好きな作家『川端康成』の代表作『伊豆の踊子』ごっこをしに静岡県伊豆半島へ『河津桜』と梅と滝と温泉を巡る旅に行ってきました♪
今回は後編(^-^)
河津町で『河津桜』と『河津七滝』を巡ってからは、『伊豆の踊子』はじめ様々な映画や文学の舞台にもなった『旧天城トンネル』へ( ´ ▽ ` )ノ
 伊豆は大好きで何度も行ってますが、実はお初の『旧天城トンネル』(^O^)
ホントにここ通るの!?っていう舗装されていない道を突き進み、たどり着いたトンネルはその知名度にして全く観光地化されていなくてビックリでしたが、逆に情緒があって様々な作品の舞台になったこのトンネルを歩きながら思いを馳せることができました(*´-`)
続いては
「あなたと~お、越えた~い~♪天城越~え~♪」でも有名でもちろん『伊豆の踊子』の舞台にもなっている『浄蓮の滝』(*´∀`)♪
雄大な『浄蓮の滝』の隣には『天城越え』の石碑があって、ちょっぴり心和みました(*´ω`*)
…いや…和まんな…歌詞の内容的に…(笑)
そしてわさび園を見て回って『浄蓮の滝』を後にしました(*´∇`*)
天城越えをして次に向かうは『修善寺梅林』で開かれている『梅まつり』(^∇^)
総面積3万平方メートルもの小高い丘稜地いっぱいに樹齢100年を越える古木から樹齢30年程度の若木を合わせて約20種1000本の紅白梅が植えられていて2月から3月にかけて梅の花が咲誇る様はとても美しく、
また園内には『岡本綺堂』の『修禅寺物語』の記念碑を筆頭に6本の文学碑があり、天気が良ければ「富士見台」の高台から富士山も眺められるという素晴らしいスポット(*^o^*)
生憎この日は富士山を拝むことはできませんでしたが、野鳥の声を聴きながら美しく咲く梅の花と水仙を楽しむことができてゆったりとした時間を過ごしました(*´꒳`*)
『伊豆の踊子』の旅の最後を締めくくるのは『修善寺温泉』(^o^)
『岡本綺堂』の『修禅寺物語』の舞台にもなった『修禅寺』を中心に赤い橋や竹林、そして多くの文人墨客が愛したこの『修善寺温泉』の風情は本当に素晴らしくてここも大好きな温泉街(*^-^*)
日も傾きかけた『修禅寺』をお参りしましたが、この時期はこの『修禅寺』境内にも『河津桜』が春の彩りを与えていて、重厚なお寺と可憐な『河津桜』との対比は非常に美しく、閉門ギリギリだったこともあって鐘の音を聴きながら最高の情緒を味わえましたo(*^▽^*)o
ライトアップされた『竹林の小径』を歩き、桂川沿いに咲く明かりに照らされた『河津桜』を見て回って、充実した1日になりました(*´∀`)♪
★旧天城トンネル
〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島

★修善寺梅林

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺

★修善寺温泉

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺838−1

【公式】ノスタルジックロマン 伊豆 修善寺温泉
静岡県 伊豆半島に位置する修善寺温泉より、観光情報の総合情報サイトです。観光、イベントや特産品、季節ごとの見どころ、宿泊施設、飲食店、アクセス情報や、北条氏、源氏にまつわる史跡など。ノスタルジックロマン修善寺温泉へ、是非お越しください。

『伊豆の踊子』はじめ様々な映画や文学の舞台にもなった『旧天城トンネル』へ(*´∀`*)

想像と違ってトンネルはその知名度にして全く観光地化されていなくて、しかも道も舗装されてなかったのでビックリでしたが、逆に情緒があって様々な作品の舞台になったこのトンネルを歩きながら思いを馳せることができました(*´-`)

『旧天城トンネル』の様々な紹介がされています(^-^)

トンネルを通って南口から北口へ進んでみましたヽ(・∀・)ノ

トンネル北口に到着(^-^)

南口に戻って『浄蓮の滝』を目指します(^O^)

『旧天城トンネル』南口に向かう道中にある『川端康成』と『伊豆の踊子』の文学碑(´▽`)

『伊豆の踊子』の冒頭が刻まれています(*^^)

道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい速さでふもとから私を追って来た。

道中の『道の駅・天城越え』(^-^)

そして『浄蓮の滝』に到着ヽ(・∀・)ノ

『伊豆の踊子』像があります(´∀`*)

顔ハメパネルもあります(・∀・)

『浄蓮の滝』には『女郎蜘蛛の伝説』という怪談の舞台でもあります((((;゚Д゚))))

なんか…『石川さゆり』さんの歌『天城越え』といい、なんか『浄蓮の滝』が舞台の作品って女性の怖いところが出てるのが多いよーな…(-_-;)

滝まで行く道中には『不動明王』も祀られています(・∀・)

迫力のある『浄蓮の滝』(*゚▽゚*)

あなたと~お!越えた~い~♪天城ぃ~越~え~♪www

様々な石碑や説明があります(^-^)

その中には『天城越え』の楽譜と歌詞、そして『石川さゆり』さんの顔なの?も刻まれています(*^^)

『浄蓮の滝』近くには天城名産のわさび田もあります(^―^)

清らかな水で育つ上質なわさびたち(´∀`*)

『修善寺梅林』へ到着ヽ(・∀・)ノ

バッチリ梅も見頃で素晴らしい景色を楽しめました(*^-^*)

総面積3万平方メートルもの小高い丘稜地いっぱいに樹齢100年を越える古木から樹齢30年程度の若木を合わせて約20種1000本の紅白梅が植えられていて2月から3月にかけて梅の花が咲誇る様はとても美しいです(*^▽^*)

様々な種類と色の梅を楽しめて散策していて楽しい(´∀`*)♪

落ち着いた風情の中、ゆったりまったり梅の花見を満喫しました(*^0^*)

春の『伊豆の踊子』の旅、最後は『修善寺温泉」ヽ(´▽`)/

『岡本綺堂』の『修禅寺物語』の舞台なった温泉街の中心にある『修禅寺』(*´∀`)

2月のこの時期は『河津桜』が境内を春の色に染めていて、重厚な本堂との素晴らしい風情を楽しむことができます(*^▽^*)

鐘の音を聴きながらお参りと境内を散策できました(‘-‘*)

『修善寺温泉』はこれぞ日本の風情ある温泉街って感じでとても好きな温泉街ですが、この2月と紅葉の時期は本当にお勧めですヽ(*´∀`)ノ

桂川河畔に湧く『修善寺温泉』発祥の湯にしてシンボルでもある『独鈷(とっこ)の湯』(*´▽`*)

伊豆最古の温泉で霊泉と言われています(‘ω’*)

1872年(明治5年)創業の『新井旅館』(^O^)

数多くの文人墨客に愛され、『安田靫彦』が設計した『登録有形文化財』に指定されている『天平大浴堂』というお風呂も有名で、先に書いた『岡本綺堂』の『修禅寺物語』もこの旅館で書かれていたり、『登録有形文化財』指定の部屋や建物も非常に多い『修善寺温泉』を代表する旅館です(*^-^*)

1675年(延宝3念)創業、『修善寺温泉』で最も老舗で格式のある旅館『あさば』(*´∀`*)

『修善寺温泉』はおろか日本を代表する温泉旅館として全国に名を馳せています(*^-^*)

桂川と『河津桜』の風景が旅情を誘います(*´▽`)

日も傾き、ライトアップがされました(*^^)

『竹林の小径』、いくつもある赤い橋、『河津桜』、情緒のある温泉街を散策して歴史に思いを馳せて春の伊豆の踊り子の旅の締めくくりに相応しい素晴らしい時間を過ごせました(*^▽^*)

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