長野県ワイナリー巡り 山辺ブドウ発祥の地 ぶどうの郷 山辺ワイナリー ワイナリー&畑見学とグルメ 美ケ原温泉 富田屋別館 松本市

ワイン
長野県ワイナリー&ヴィンヤード&酒蔵巡りの旅♪
前日宿泊した松本市の『美ケ原温泉』内にある『富田屋別館』を後にしてからは、温泉街から程近い美ケ原高原のふもと、山辺地区にある『ぶどうの郷・山辺ワイナリー』へ行ってきました( ´ ▽ ` )ノ
JA施設の土地に2001年に建設されて操業を開始したワイナリーで、母体は今もJAで、創業以来バルクワイン(輸入ワイン)や濃縮ぶどう果汁(濃縮マスト)の使用は一切行わず、松本市山辺を中心とした松本産ブドウ100%でワイン造りを行っています(*´ω`*)
広い敷地内にはワイナリーやブドウ畑の他にも地元産の野菜や果物やきのこなどが売られている農産物直売所『ファーマーズガーデン・やまべ』や
ソフトクリームなどが売られている『かえで茶屋』、それを素晴らしい景色を見ながらゆっくり楽しむことができるテラス、
山辺ワイナリー』のワインと共に地元食材を使ったイタリアンを楽しめる『レストラン・マリアージュ』などがあって、大勢の人が訪れていました(^▽^)
そしてこのワイナリーの敷地内は長野県におけるブドウ栽培発祥の地でもあり、その始まりは江戸時代中期の1688~1710年、元禄・宝永の頃、筑摩郡山辺村(現在のここ松本市山辺地区)に甲州から甲州葡萄が導入され、明治6年(1873年)から 本格的に栽培されたとのこと(・∀・)
この辺りで獲れたブドウは『山辺ぶどう』というブランドで売られているのですが、その『山辺ぶどう』発祥の石碑もあります(^-^♪
まずは『かえで茶屋』で10時から1日6食限定で売られるそばを食べてから、ショップやワイナリーを覗いてきました(・▽・)
非常に豊富な種類のワインが揃っていて、日本ワインでは珍しいバックヴィンテージのワインも沢山あります(*´∀`)♪
僕がソムリエ資格を持っていることと色々と日本ワインを応援しているということで特別にワイナリーの人に話を聞いて、ブドウ畑も案内していただきました(^-^)
畑はワイナリー周辺に点在していて、標高は約650~780m、シャルドネ、メルロー、ピノ・グリ、などを栽培していて、ワイナリーすぐ隣に広がるブドウ畑はシャルドネで、ワイナリー駐車場周辺にあるブドウはマスカット・ベーリーA、ピノ・ノワール、シャルドネとのこと(^o^)
生産本数は年間約8万本、自社畑の面積は約1.2ヘクタールで主なブドウは契約農家から仕入れているとのこと、
バックヴィンテージも豊富に揃っていますが、金額は均一にしていて、お客さんに選んでもらえる幅が広がっているのが強みだと仰っていました(*^0^*)
獣被害は主に鳥で、色付く前にはネットを貼ることや、
ブドウは雨に弱いので雨を防ぐ方法が色々あるのですが、塩尻や松本ではよく見られる傘かけの紙は表と裏があって、ブドウ側がツルツルで、外側がザラザラしていたり、
ブドウが痛まないように傘かけで留めるホッチキスの芯はちゃんと外側に出るようにしてあったり、
有機栽培でも使える農薬のボルドー液も香りが落ちるので本当は極力散布したくないと思っていること、
病気は晩腐病と灰色かび病が出るので気を付けていて、ベト病はあまり出ないそう(^-^)
メルローの畑は水捌けが悪くて根腐れを起こすこともあって苦労しているそう(;´Д`)
醸造所に木樽の形をしたステンレスタンクがあってこれがまた面白い(*^-^*)
そしてオークチップの話にもなりましたが、ワイナリーによって色んな考え方があるものの、
土地によって相性の良い悪いがあるそうで、『山辺ワイナリー』周辺で栽培しているブドウは、少し浸けるだけでも樽香が付きすぎることや、
オークチップを使ったワインは樽熟成と表記できないので、色々試している最中だとか(・▽・)
そしてワインはクリアな造りを目指しているとのことでした(*´ω`*)
山辺ワイナリー』から独立したり、他のワイナリーに行かれた方も多く、ワイナリーとしての歴史も感じることができて、素晴らしい時間を過ごせましたo(*^▽^*)o
〒390-0222 長野県松本市入山辺1315−2
〒390-0221 長野県松本市里山辺489−3 富田屋別館
安土桃山から江戸時代に松本を治めた歴代城主の保養地としての由緒ある温泉地『美ケ原温泉』(*^-^*)
温泉マップ(^-^)
レトロなポストが素敵(*´ω`*)
温泉街の奥にある『御母家の薬師堂』(^O^)
飲泉場があったので飲みましたが、癖のない温泉水で飲みやすかったです(*´ω`*)
今回お世話になった『富田屋別館』(・∀・)
綺麗な館内には素敵な調度品が沢山(*’▽’)
お部屋で寛いだり、
温泉にゆっくり浸かって旅の疲れを癒しました(*´▽`*)
そして『美ケ原温泉街』から程近い美ケ原高原のふもと、山辺地区にある『ぶどうの郷・山辺ワイナリー』へ(・∀・)
大きくて立派なワイナリーとショップです(*‘∀‘)
駐車場内にもブドウ畑があって、こちらにはシャルドネとピノ・ノワールが植えられていました(^-^♪
すでにヴェレゾン(ワインが緑から黒に色が変わる過渡期のことで、フランス語で色付きの意味)が進んでいるブドウもありました(*‘ω‘ *)
シャルドネ(・∀・)
このワイナリーの敷地内は長野県におけるブドウ栽培発祥の地でもあり、その始まりは江戸時代中期の1688~1710年、元禄・宝永の頃、筑摩郡山辺村(現在のここ松本市山辺地区)に甲州から甲州葡萄が導入され、明治6年(1873年)から 本格的に栽培されたとのこと(・∀・)
この辺りで獲れたブドウは『山辺ぶどう』というブランドで売られているのですが、その『山辺ぶどう』発祥の石碑もあります(^-^♪
ジュースやソフトクリームが楽しめる『かえで茶屋』(・∀・)
ひまわりと「山辺ワイナリー」と書かれた樽とバラが非常に映えます(*´ω`*)
ソフトクリームも入れた引きの絵も( ̄▽ ̄)
記念撮影(^O^)v
テラス席からは素晴らしい眺めが楽しめて、ここでゆっくりとジュースやソフトクリームなどを楽しむこともできます(^-^♪
山辺ワイナリー」の樽の近くにもマスカット・ベーリーAやサンセミヨンのブドウを見ることができます(*^-^*)
『かえで茶屋』で10時から1日6食限定で売られるそば(^▽^)
肉そばはちょっと食べてしまって慌てて写真撮るの忘れていたのに気付たので少し盛り付けが崩れちゃってます(^-^;
こちらはきつねそば(・∀・)
長野といえばやはりそば!(*‘∀‘)
美味しくいただきました(*^0^*)
ショップでワイナリーの方に色々お話を伺いました(*´▽`*)
僕がソムリエ資格を持っていることと色々と日本ワインを応援しているということで特別にブドウ畑も案内していただきました(^-^)
美しく広がるシャルドネの畑(*’▽’)
ブドウは雨に弱いので雨を防ぐ方法が色々あるのですが、塩尻や松本ではよく見られる傘かけの紙は表と裏があって、ブドウ側がツルツルで、外側がザラザラしていたり、
ブドウが痛まないように傘かけで留めるホッチキスの芯はちゃんと外側に出るようにしてあったり、
有機栽培でも使える農薬のボルドー液も香りが落ちるので本当は極力散布したくないと思っていること、
病気は晩腐病と灰色かび病が出るので気を付けていて、ベト病はあまり出ないことなど、様々なことを教えていただきました(*^▽^*)
農薬などの薬剤を散布するスピードスプレーヤー(・∀・)
点在する広い畑をこの二台で回しているとのこと(^-^)
鳥の被害が多いので鳥よけのネットをそろそろ張るそうです。
無事に素晴らしいブドウが沢山収穫できることを祈っております(*´ω`*)
木樽と同じ形をしたステンレスタンクがとてもユニーク(*’▽’)
お忙しい中、本当に色々なお話を聞かせていただき、畑も案内してくださってありがとうございました(*^▽^*)

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