北海道ワイナリー巡りにて、上富良野にある『多田農園(多田ワイナリー)』を訪れてきました♪
1901年(明治34年)に創業した『多田農園』は創業以来ニンジンとトウモロコシを中心にリンゴやナシなども生産しており、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に基づいた『エコファーマー』の認定を得て栽培に取り組んでいて、看板商品のニンジンジュースの原料は無農薬・無化学肥料で栽培をしたものを使用しております(^-^)
ワイナリーに着くと代表の『多田繁夫』さんが出迎えてくださって、まずはショップで色々とお話を聞かせていただきました(*^-^*)
ワイナリーとしての歴史は、2007年に700本のブドウの苗木を植えたことから始まり、
2010年に第1号のオリジナルワインが完成、
2016年秋にワイナリーが完成し、北海道で33番目のワイナリーとなりました(^▽^)
ブドウ品種はシャルドネ、メルロー、ピノ・ノワール、バッカス、ミュラートゥルガウ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを栽培されています(・▽・)
ワイン造りはブドウの出来次第と思っていて、通常ならばテクニック次第で色々出来るのかもしれないけれど、野生酵母で発酵させているので、テクニックも何もなくとにかく質の良いブドウを作ることを心掛けているとのこと(^-^)
多田さんに生産者目線での飲んでほしい飲み頃を聞いてみたところ、ピノ・ノワールについてのやはり3年くらい、
メルローはウチのものは5年くらいは寝かせていただければとても美味しくなると仰っていました(´∀`*)
現状ではまだ難しいけれど、いずれもっと収量が増えて安定してきたら、出来たワインの一部はワイナリーでもピノ・ノワールは2年、メルローは3年くらい寝かせてから出荷するようにはしたいとも考えていらっしゃいました(^o^)
熟成については『多田農園』で初めてワインにした品種はピノ・ノワールで、2010年に委託醸造で造ったものの当時は味がイマイチでどうなんだろうと考えていながら年月が過ぎ、10年経って飲んでみたら劇的に変わっていて驚いて、やはりワインは凄いんだなと改めて思ったそう(・▽・)
土壌は丸い石が多く火山灰も堆積した扇状地(^-^)
現在リリースしている中で、ワインを造り始めた当初に国税庁などに届け出を出すなどで原料が足りない時に契約農家からの買いブドウやリンゴで造ったワインやシードルもあるのですが、こちらは今あるものを売り切ったら今後生産することはなく、2021年から100%自社畑だけのブドウやリンゴで醸造することや、
2019年、2020年のシャルドネは非常に出来が良かったこと、
多田さん個人的にはミュラートゥルガウもとても気に入っていて、2020年、2021年ヴィンテージは200本ほどしか生産できないですが、再来年2022年ヴィンテージからは本数が増えると仰っていました(*’▽’)
2021年は『多田農園』が入植して120年になる年という事で、それを記念した『田園ブラン・ES 2020年』が赤と白でそれぞれリリースされていますが、この「ES」については、辞書で調べながら色々考えて、Eがエレガンスで雅などの意味でSがスペシャルで特別の意味でそれを合わせて名付けたとのこと(^-^)
この2020年ヴィンテージは非常に満足のいく出来で、今後もこの「田園シリーズ」は続けていきたいと仰っていました(´-`)
それからワイナリーの中も特別に見せていただいてから畑もご案内いただきました(*´∀`)♪
道路を挟んでワイナリー側にメルロー、バッカス、ミュラートゥルガウなどが、機械を使わず手で管理していて、リンゴも100本ほど植えられていたり、ニンジンなど様々な農作物が栽培されていました(´∀`*)
反対側にピノ・ノワールが植えられていて、日本でも有数の寒い土地なので、教科書に載っているようなことはここでは通用しないので色々と大変で、様々なアカデミーや栽培家の方々も勉強に訪れるとのこと(・▽・)
非常に開けた土地にブドウ畑があるのですが、アライグマ、キツネ、タヌキ、カラスなどの獣害があるので、収穫が終わった時は心からホッとすると仰っていました(^-^)
基本的に夏は冷房設備はいらないのですが、2021年は記録的な暑さでしたし、近年暑い年が多いので、暑さ対策が大変で、近くにべべルイ川が流れているのでそこから水を引いて屋根に水をかけれるように配管を通したりと対策が大変とのこと。
そして冬は床暖房で温度管理をしています(^-^)
ワイナリーの外観が黄色でとても綺麗なのですが、120年という記念の年という事もあって看板も含めて最近新しく塗り直したと仰っていました(*^-^*)
またこちらの『多田農園』は宿泊施設『プチペンション田舎俱楽部』も運営していて、敷地内にいくつかの建物があり、
建物の壁に使われていたり、至る所に置かれている丸い石はこの土壌にあったものを利用していてこれがまた良い感じで、
宿泊施設はヤマブドウの蔦が這っていてこちらもとても素敵な雰囲気(*´∀`)♪
ワイナリーとブドウ畑の間には広場があって、キッチンカーを呼んだりテントを張ってイベントを行ったり、宿泊した人は夕食でBBQをこの素晴らしいロケーション楽しめるそうでお客さんにとても喜んでもらっていると仰っていました(*´∀`*)
また、ここには千両梨の木もあって、これを搾ってジュースにするととても美味しくて大人気だそう(*^-^*)
ワインだけでなく様々な農作物のお話も聞かせていただいて、畑で育ったドライフラワーのラベンダーもいただいて大充実の素晴らしい時間を過ごせました(*^▽^*)
〒071-0529 北海道空知郡上富良野町東9線北18号
2021年は『多田農園』入植120年という記念の年という事もあって看板も含めて最近新しく塗り直したと仰っていて、とても綺麗な建物でした(*^-^*)
右側にはメルロー、バッカス、ミュラートゥルガウなどのブドウとリンゴも100本ほどやニンジンなど、左側にはピノ・ノワールが植えられています(´∀`*)
ショップも併設のワイナリーの他に倉庫や宿泊棟なども(・∀・)
ショップに描かれている絵も素敵です(^-^♪
代表の『多田繫夫』さんにまずはショップで様々なワイン談義と多田さんが生産者目線で考える飲み頃などを教えていただきました(*^-^*)
ワイナリーの様子(*´▽`*)
続いてブドウ畑をご案内いただきました(*’▽’)
2021年から100%自社畑だけのブドウやリンゴでワインやシードルを醸造するとのこと(^▽^)
日本でも有数の寒い土地なので、教科書に載っているようなことはここでは通用しないので色々と大変で、様々なアカデミーや栽培家の方々も勉強に訪れるとのこと(・▽・)
基本的に夏は冷房設備はいらないのですが、2021年は記録的な暑さでしたし、近年暑い年が多いので、暑さ対策が大変で、近くにべべルイ川が流れているのでそこから水を引いて屋根に水をかけれるように配管を通したりと対策が大変だったとのことで、この屋根から水を流すと2~3度は下がるそうです。
敷地内も案内していただきました(*‘∀‘)
多田さんが個人的にも気に入っているミュラートゥルガウ(*’ω’*)
たわわに実っていました(*^0^*)
宿泊の際の朝食会場にもなっている『ファームカフェ・イルベーベ』(・∀・)
壁や窯に使われている石は畑の土壌にあった石を利用していますが、これがまたとても素敵です(^-^♪
こんな素敵な所で宿泊できます(*´▽`*)
ワイナリーと畑の間の広場でキッチンカーを呼んだりテントを張ってイベントを行ったり、宿泊した人は夕食でBBQをこの素晴らしいロケーション楽しめるそうでお客さんにとても喜んでもらっていると仰っていました(*´∀`*)
千両梨の木を搾ってジュースにするととても美味しくて大人気だそう(*^-^*)
最後に『多田繫夫』さんと記念撮影(*^-^*)
『多田農園』で咲いたドライフラワーのラベンダーまでいただいて、色々と案内していただきながらお話を聞かせていただいてありがとうございました(*^▽^*)
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