岩手県盛岡市にある『盛岡地方裁判所』の敷地内には樹齢360年を超える世にも珍しい桜の巨木がある。
巨大な花崗岩の狭い割れ目からまるで岩を突き破って育ったかのような桜は『石割桜』と呼ばれ、『国の天然記念物』にも指定されていて、かつて『盛岡城』があったほど近くに今なお優美に咲き誇っていて、その美しさに息を呑むほど魅了されました(*^▽^*)
そこから近くに流れる個人的に何だか馴染みのある響きの中津川に架かる橋からは次の目的地の1772年創業の岩手最古の酒蔵である『菊の司酒造』の看板が見えていた(^o^)
そんな『菊の司』や『七福神』が有名な『菊の司酒造』の酒蔵見学へ行ってきました(^-^)/
風情ある町並みを残す紺屋町の中でも一際趣のある雰囲気の酒蔵で、創業は現在の地から少し離れた所だったとのことで、この場所に移動した時からあった井戸には立派な八角形の重厚な木の蓋が置かれていて、お酒を貯蔵している蔵も移転した時からあったものが幾つかあるそう(^-^)
3階建ての比較的新しい建物で連続蒸米機や放冷機などがあり、効率よく酒造りが出来るようになっていて、貯蔵庫には空調がなく自然の気温で現在は酒粕が貯蔵されていて、夏頃に出荷するのだとか( ・∇・)
昔はいかに効率よく沢山の量を造るかを考えていたそうですが、現在は品質重視でこれからも新しいことに挑戦できたらと言っていましたし、震災でもビクともしなかった古い蔵には木槽が縦に置かれていて、手間と労力が掛かるためなかなか実現は難しいが、いつかこの木槽で再び酒造りが出来たらとも言っていました(*´∇`*)
『南部杜氏』のこと、北と南でのお酒造りの違いなど色々なことが聞けて充実の酒蔵見学でした(*^-^*)
★石割桜
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸9−1
★菊の司酒造
〒020-0885 岩手県盛岡市紺屋町4−20
019-624-1311
石を突き破って育ったように見える『石割桜』はとても見事な巨木に艶やかな花を咲かせていて、とても素晴らしい風景でした(*^▽^*)
『石割桜』から歩いて約5分ほどの中津川の向こうに『菊の司』の看板が見えます(*´-`)
風情ある建物が並ぶ紺屋町の中でも一際立派な建物の『菊の司酒造』(’-’*)♪
入口を入ると『菊の司酒造』がこの地に移る前からあった八角形の井戸があります(^o^)
3階建ての建物を上手く使って敷地面積を広げず、縦の動線で効率よく酒造りが出来るようになっていました(^-^)
夏に出荷予定だという酒粕(^-^)
空調がなく自然の気温で貯蔵されているというのが北国らしさを思わせました(^o^)
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