正月の京都 石清水八幡宮参拝

旅行

正月に京都に行くことになり、せっかくなので格式の高い神社を参拝しようと言うことで『伏見稲荷大社』と『石清水八幡宮』へ行ってきました♪

『伏見稲荷大社』に続いては『石清水八幡宮』へ(^-^)

京阪本線の伏見稲荷駅から1本で石清水八幡宮駅(旧八幡市駅)に到着ヽ(・∀・)ノ

『石清水八幡宮』は『伊勢神宮』と共に皇室の祖先を祭る皇室が先祖に対して祭祀を行う『二所宗廟(にしょそうびょう)』にして、天皇の勅使(ちょくし:勅旨を伝えるために天皇が派遣する使者のこと)が執行する『日本三大勅祭』のひとつ『石清水祭』が行われたりと皇室との関係もとても深く、

『日本三大八幡宮』のひとつにして、また京都の鬼門を守護する『延暦寺』と共に京都の裏鬼門を守護するのがこの『石清水八幡宮』ということもあって、挙げればキリがないくらい多方面に非常に重要な役割をもつなど様々な意味で最高峰の格式のある神社です(*^o^*)

さらにこの地は『松花堂弁当』発祥の地でもあります(^o^)

京阪本線・石清水八幡宮駅(旧八幡市駅)から入り口までは徒歩約1分、ケーブルカーもあるので”本殿”を初めとした境内には楽に行くことができます(^-^)

『石清水八幡宮』は『男山』と呼ばれる山全体が神域になっていてとても広大な敷地を有し、山頂に本社があるのですが、僕は行きは『石清水八幡宮参道ケーブル』で行って、帰りは歩いて下ってきたのですが、”本殿”までは軽い登山なので体力に自信のない方は『石清水八幡宮参道ケーブル』で行くことをお勧めします( ・∇・)

帰りに上って来る人たちの大半がゼェゼェ息を切らしながら上ってきていたので…(^^;

そして何といってもこの『石清水八幡宮参道ケーブル』がカッコいい!✧(✪д✪)✧

令和元年という節目にデザインをリニューアルし、

対を成す二両のケーブルカーを神の遣いとされる『石清水八幡宮』の『阿吽の鳩』になぞらえて、それぞれの車両を「陽の遣い(=あかね)」、「月の遣い(=こがね)」としてデザインし、片方が昇ると片方が下がるつるべ式のケーブルカーを太陽と月の関係に見立てているという何とも粋な演出(*゚∀゚*)

僕は「こがね」に乗って山頂を目指しましたが、短い時間とはいえ乗車時間を存分に楽しみました(*´∇`*)

先に書いたように様々な由緒がある神社ですが、この神社がなければ今の文明はなかったかもしれない世界的に非常に重要な役割を果たしていて、それがエジソンの電球(*´-`)

数多くの発明をした世界の発明王『エジソン』の最も代表的なもののひとつが白熱電球で、「世界の夜を昼にした」と言われ称えられたほど(^-^)

この白熱電球を発明するにあたり、フィラメントに用いる材料として世界中の竹を探し回って辿り着いたのがこの『男山』の八幡竹で、最も長く発光したことから電球の実用化が成功し、その功績を称えてエジソン記念碑が境内の隣に建立されています(・∀・)

山頂に着いてからはそんな竹林を眺めながら歴史に思いをはせ、『石清水八幡宮』名物『走井餅老舗』の『走井餅(はしりいもち)』を食べて一服してから先に進み、雄大にそびえる”南総門”を抜けると目に飛び込む”本殿”に到着(^∇^)

本殿を含め10棟の建築物、附棟札3枚は平成28年2月9日に『国宝』に指定されていて、その見応えは厳かで素晴らしいの一言(*´ω`*)

『石清水八幡宮』は弓矢の神、として信仰されていて、古くから必勝祈願で『源氏』や『戦国三英傑』を筆頭に多くの武家からも信仰を集めているのですが、年末年始に参拝に行くとこの”本殿”に高さ約8メートル、直径約20cmもの迎春用「ジャンボ御神矢」が立てられて、これがまた素晴らしい迫力(*^o^*)

ちなみに鎌倉時代に起きた歴史的事件『元寇』ではこの神社から飛んだ矢が神風を起こしたという故事が伝わっているそう(^-^)

そして”南総門”から”本殿”を見ると、”本殿”が少し西側を向いていることが分かりますが、これは、神社の参拝では神様の通り道である中央を避けて歩くのが作法なので、中心を歩かないようにすることと、参拝して帰る際も、神様に対して真正面に背を向けないよう中心を外しているといわれています(^0^)

この神社の最も丁寧なお参りの方法として、ご祈祷を受けて、八幡御神矢を受けるのが古くからの習わしとされているのにならって、僕も八幡御神矢を手にし、”神楽殿”で巫女さんによる舞を見て祈祷をしていただき、清々しい心持になることが出来ました(*´∀`)♪

その後、『楠木正成』が建武元年(1334年)に必勝祈願参拝の折に奉納したとされる樹齢約700年、根周り18m、樹高30m、樹冠40mもの大木やゆっくりと魅力あふれる様々なスポットを見て回りながら下山して、最後に山麓にある『高良神社』を参拝(^o^)

この『高良神社』は鎌倉時代末期に『兼好法師』が書いた『徒然草』で、『仁和寺』の法師が「一生に一度は石清水八幡宮へ行きたい」と思って参詣したが、山麓にある高良社などを『石清水八幡宮』だと思い込み、山上には行かずに帰ってしまい、結局『石清水八幡宮』へたどり着けなかったという話から「些細なことでも、そのことについて導いてくれる人が必要である」という教えを説く例に使われました(^-^)

『鳥羽伏見の戦い』で『徒然草』で描かれていた『高良神社』や『頓宮殿』や『極楽寺』などの立派な境内は焼失してしまっていますが、そんな歴史に思いを馳せることもできて、こちらも大満足の素晴らしい時間を過ごすことができました(*^▽^*)

★石清水八幡宮

〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30

アクセス:京阪 石清水八幡宮駅から徒歩約1分

石清水八幡宮

僕が乗ったケーブルカーは「こがね」ヽ(・∀・)ノ

月を表現したゴールドのデザインが超カッコイイです!(*^-^*)

「陽の遣い(=あかね)」、「月の遣い(=こがね)」それぞれの車両のデザインはもちろん、片方が昇ると片方が下がるつるべ式を太陽と月の関係に見立てているのがまた最高ですね(*^▽^*)

『男山』全体が神域になっている『石清水八幡宮』(^▽^)

ここの竹から『エジソン』が白熱電球の実用化を成功させて、「世界の夜を昼にした」と思うと感慨深いです(*´-`)

数多くの跡地があります(^O^)

酒飲みとしては神社に飾られている酒樽は気になっちゃいます( ̄▽ ̄)

“本殿”に到着ヽ(・∀・)ノ

年末年始ならではの高さ約8メートル、直径約20cmもの迎春用「ジャンボ御神矢」が両側に立てられて、迫力満点でしたヽ(*´∀`)ノ

『国宝』の 内殿と外殿、相の間で構成された『八幡造(はちまんづくり)』の”本殿”(´∀`*)

現存する中で最大にして最古の社殿は、雅にして圧巻です(*´▽`)

創建以来、何度も再建を繰り返していて、現在の社殿は寛永11年(1634年)に『徳川家光』が修造したとのこと(^-^)

八幡御神矢を手にして”神楽殿”で巫女さんによる舞を見て祈祷をしていただきました(*´∀`)♪

『楠木正成』が建武元年(1334年)に必勝祈願参拝の折に奉納したとされる樹齢約700年、根周り18m、樹高30m、樹冠40mもの大木(‘-‘*)

”校倉(あざくら)”(^-^)

牛の角を持ち、虎の皮を身にまとった鬼が来るといわれる丑寅の方角(北東)「鬼門」を封じるために社殿裏の北東の石垣が切り取った造りになっています(^O^)

北東に並んで建てられている”若宮社”と”若宮殿社”(^-^)

”若宮社”は「男性の守護神」とされています(^-^)

”若宮殿社”は「女性の守護神」とされています(^-^)

昭和を代表する作庭家『重森三玲』による『鳩峯寮の庭』(・∀・)

坂を下りながら様々な史跡を見て回りました(´∀`)

鎌倉時代末期に『兼好法師』が書いた『徒然草』で、『仁和寺』の法師が「一生に一度は石清水八幡宮へ行きたい」と思って参詣したが、山麓にある高良社などを『石清水八幡宮』だと思い込み、山上には行かずに帰ってしまい、結局『石清水八幡宮』へたどり着けなかったという話から「些細なことでも、そのことについて導いてくれる人が必要である」という教えを説く例に使われた『高良神社』(^O^)

『鳥羽伏見の戦い』で『徒然草』で描かれていた『高良神社』や『頓宮殿』や『極楽寺』などの立派な境内は焼失してしまっていますが、そんな歴史に思いを馳せることができました(‘-‘*)

『男山』山麓には沢山の屋台が立ち並んでいて活気がありました(´∀`*)

山麓の鳥居前には『走井餅』の店舗もあって賑わっていました(´▽`)

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