錦秋の京都 北野天満宮の紅葉

紅葉 旅行

天暦元年(947年)に創建された全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社、京都市上京区馬喰町に鎮座する『北野天満宮』へ紅葉狩りに行ってきました♪

梅が有名な『北野天満宮』ですが、京都屈指の紅葉の名所でもあります(^o^)

平安時代に学者、政治家として活躍した『菅原道真(すがわらのみちざね)』を御祭神とし、

「天神さん」と呼ばれ親しまれているこの神社は、現在は学問の神様としての信仰が厚いため、多くの受験生らが参拝に訪れる神社で、

紅葉の季節には約350本もの紅葉を有する名所『史跡御土居のもみじ苑』が特別公開され、

『御土居』を埋め尽くすように赤く染まったカエデの葉が折り重なる様は素晴らしく、

緑の鮮やかな竹林と紅葉の共演や、

もみじ苑北側にあるひときわ目を引く朱塗りの”鶯橋(うぐいすばし)”も周囲の紅葉と見事に調和したしていて、その下を穏やかに流れる”紙屋川”の川面に映える紅葉も安らぎを与えてくれて、とても落ち着いた中で紅葉狩りを楽しみました(*^-^*)

この見事な『史跡御土居のもみじ苑』は比較的新しく、2007年から一般公開されるようになったところで、それまでは非公開だった場所(^^)

『御土居』は豊臣秀吉が洛中洛外の境界線かつ水防のために京都をぐるりと囲むように築いた土塁で、『豊臣秀吉』はこの境内で天正15年(1587年)10月1日に”北野大茶湯”が催行されたり、

“八棟造”と称される絢爛豪華な桃山建築を今に残し、国宝にもなっている”御本殿”は『豊臣秀頼』が造営したりと豊臣家とも深い繋がりがある神社でもあります(^o^)

庭園散策の最後は『御土居』の受付近くにある『梅交軒』で、京都の有名和菓子店『老松』の和菓子とほうじ茶をいただき、ゆったりとしたひとときを楽しみました(*´-`)

ちなみに夜にはライトアップも行われ、昼とは違う雰囲気のもみじ苑を堪能できます(^o^)v

もみじ苑を出てからは本殿でお参りをして、境内の至るところに置かれた牛の像を撫でたりしながら楽しみました(*^-^*)

天満宮において牛は神使(祭神の使者)とされていて、その理由は「道真の出生年は丑年である」、「亡くなったのが丑の月の丑の日である」、「道真は牛に乗り大宰府へ下った」、「牛が刺客から道真を守った」、「道真の墓所がある『太宰府天満宮』の位置は牛が決めた」など、多くの伝承があり、どれが真実なのか、それとも全て伝承なのか真偽は分かりませんが、それらの伝承にちなんで『北野天満宮』には神使とされる”臥牛の像が多数置かれているとのことです(^-^)

『菅原道真』は梅をこよなく愛したことから、約2万坪の敷地には50種1500本の梅が植えられていたり、
“本殿”、”石の間”、”拝殿”、”楽の間”など、国宝に指定されている建築物も多く、見所が満載でとても素晴らしい神社です(*^-^*)

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